転職成功の近道は、転職サイトやエージェントに頼らないこと?

転職成功の近道とは?

「転職の成功」と言っても、その定義は様々です。「年収が上がること」「今の会社よりもネームバリューのある会社に転職すること」「役職が上がること」「自分のやりたい仕事に就くこと」など。

ただ、「近道」には共通する一つの答えがあります。いきたい会社があった場合に、より高い確率で内定を勝ち取る方法をご紹介していきます。

最も転職成功の可能性が高い方法とは

ズバリ、紹介による転職です。転職したい会社がある場合、その会社にすでに勤めている社員からの紹介で面接に応募する方法です。

私はこれまでに4度の転職しているのですが、自分自信がこの紹介によって転職し、大手上場企業に転職しました。また、その会社で事業部の責任者として面接を担当しているのですが、転職エージェントや求人広告からの応募と、社員紹介を比較した際に、社員紹介の内定率は3倍〜5倍ほど高くなるというのが現実でした。

では、その理由を説明していきます。

「社員の紹介」が可能性が高い理由

社員紹介の特徴として、紹介者が会社に対して転職者を推薦してくれるという形になるのですが、まずこれが重要になります。

本当の仕事ぶりがわかる

エージェントからの紹介や、求人サイトからの応募の場合、職務経歴書と履歴書の内容が全てです。そこに書かれていることを信じるしかないですし、逆にそこに書かれていないことは知ることができません。

しかし、社内の人間からの紹介の場合、客観的な情報を紹介者から得ることができるため、ポジティブな内容が事前に面接官に伝わることになります。

人の評価の力わ想像以上に大きく、面接に関わらず、自分で自分をアピールするよりも、他人に評価してもらう方が、その内容に信憑性が高まる傾向にあります。つまり、紹介してもらうというのは、自分のことを口コミしてもらうのと同じ効果があると言えます。

良い人を紹介しないと紹介者の評判にも関わる

社員からの紹介を会社側が受け入れやすい理由としてもう一つ大きいのが、下手な人材を紹介してしまった場合、その紹介者の信用にも関わるため、一定の質が担保されるということです。

また、人事というのは、基本的には事業部からどんな人材が欲しいのかをヒアリングし、その要望に合致するであろう人材を選考するのですが、これはあくまで事業部からの”聞いた話”を頼りに採用を勧めることになります。

人事が実際に業務を行い、どういうスキルがどの位のレベルで必要なのか、身をもって認識しているわけではないので、事業部からの要件に対して本当にマッチした人材を採用できる可能性は低くなります。

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しかし、現場で実際に業務を行っている社員であれば必要な人材要件をよく理解しており、またその要件を満たすであろう人材を紹介してくれる可能性が高く、採用後のマッチングの可能性も高くなります。

また転職者の立場からしても、紹介者経由で採用が決まった場合、その紹介者への恩もあるので「しっかりパフォーマンスを発揮しないと、紹介してくれた人の顔にドロを塗ることになってしまう」という力学が働き、相乗効果が期待できます。

社員紹介と転職サイト・エージェントの違い

そして何よりも重要なのが、採用にかかるコストの違いです。一般的な採用にかかる費用として、転職エージェントであれば、採用が決まった場合にはその転職者の年収の20%~30%(年収500万円で採用が決まれば、100万~150万円)が採用コストとして発生します。

また求人広告を掲載する場合は一回の掲載に数十万の費用がかかります。この場合、掲載することに対して費用を支払うので、実際に採用が出来るか否かは保証されていません。もし、結果的に1人も採用が出来なかった場合は、数十万をドブに捨てたことになります。

これに対して、紹介であればコストもゼロのため会社にとっては一番うれしい採用方法となります。そのため、現在では社員紹介で採用が決まった場合は、紹介した社員に金一封を支給する会社もあります。私は過去、2つの企業でこの制度を経験していますが、どちらも紹介者が採用に至った場合は30万円の金一封が支給されていました。

社員紹介のコネクションを探す

では、実際に社員紹介のコネクションを利用して転職するにはどうしたら良いのでしょうか?実際の方法をいくつかご紹介します。

元同僚を頼る

この、同僚を頼って紹介を得る方法は最も転職成功の角度が高いと思います。行きたい会社が決まった場合は、まずはOBやOGがその会社に転職していないかを確認してみることをお勧めします。

”直接の接点を持っている元同僚”となるとかなり幅が狭まってしまうので、間接的にOGやOBを初回してもらうのでも良いと思います。

デメリットとしては、運良く行きた会社に転職している人がいない場合はこの方法が使えないことですが、メリットとしては、紹介をしてもらえると同時に、公にはなっていないその会社の裏情報や、実際に現場の雰囲気などの情報を得ることが可能になる点です。

交流会に参加する

ビジネス交流会とうのは、特に都内であれば頻繁に行われています。また、金融、IT、ネット、物流、エンジニア、など、業界や職種に特化した交流会などもあり、目的に応じた人脈づくりにはおすすめです。

また、これは実際に遭遇したのですが、交流会には各会社の人事がヘッドハンティング目的で参加していることもあります。こういった縁があると話は早いですね。

交流会に参加したことの無い人にとっては、一見敷居が高そうに見えるかもしれません。「だれも話す人がいなかったらどうしよう…」と不安になるかもしれませんが、実際に行ってみると黙って立っているだけでもアグレッシブな人がガンガン話掛けてくれるので、あまり心配しなくても自然と話すキッカケはできると思います。

行きたい会社の業界を調べた上で、その業界の人が集まる交流会に参加してみると思わぬご縁があるかもしれません。

セミナー、勉強会、展示会に参加する

交流会と同じような感覚で、セミナーや勉強会、展示会もおすすめです。これもやはり業界やテーマがある程度絞られているので、ある程度狙いすまして参加すれば糸口がつかめるかもしれません。

その中でも展示会は一押しです。理由は、事前にどんな企業が出展するのかが開示されるため、行きたい会社が出展しているかを確認することができるからです。また、展示会というのは、出展企業からすれば営業目的なので、交流会以上にアグレッシブに話しかけてくれます。

ただ、デメリットとしては、展示会では企業側は営業モードなので、顧客の見込みがないと分かった時点であまり相手にしてくれなくなるので、その場で自分を売り込むというよりは、顧客のフリをして名刺だけもらったら、後日改めてアプローチすることをおすすめします。

紹介をお願いする時のコツとマナー

上記では、紹介の糸口を糸口(コネ)をつかむ方法をご紹介しましたが、実際にお願いをするさいの注意点を幾つかご紹介します。せっかく掴んだチャンスを潰してしまわないように気をつけましょう。

自分の都合だけで頼まない

まず、紹介のお願いをする場合、なにより大事なのはその会社で人を募集しているかどうかです。そもそも募集していなければ、流石に紹介はもらえません。

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つまり、自分の都合だけで、面接をしつこく頼むようなことはしてはいけません。「もし人員に空きがでたり、増員の話があった場合には是非声をかけて下さい!」という謙虚な姿勢が重要です。

常に複数の人に相談しておく

先ほど説明したように、紹介というのは自分の都合の良いタイミングで、相談したら「あ、うち丁度募集しるんだよ」となる可能性は低いです。なので、複数の人(会社)に相談しておくことがおすすめです。

そうすることで、募集の案件が出たタイミングで声がかかり、うまくいけば同時に複数の引き合いを獲得することができるのです。

そして、重要な点として、複数の人に紹介をお願いするということは、いざ紹介されても今度はこちらの状況が変わり、もしくはすでに他の会社から内定をもらったりしてお断りしなければいけない場合も出てきます。

この時に、せっかく紹介してくれたのに「あ〜もう決まったんですよー」と、適当な断り方をすると、「あいつ困っているときとは態度が全然ちがうな」と、人としての信用を失う事になります。もしそういう場合には、きちんと近況を伝えた上で、好意を無にしてしまったことにお詫びするくらいはするべきです。

もしくは、次の会社が決まった時点で、紹介をお願いした方々にこちらから連絡し、無事次の会社が決まったことを報告し、建前でもいいのでお礼をすれば、逆に印象が上がり、次に同じような相談をするときに快く受け付けてくれるはずです。

まとめ

紹介で転職する方法をご紹介してきましたが、大前提としてあなたの働きぶりを知る人が、「この人なら紹介できる」という信頼を寄せていることが大前提になります。

日頃の仕事で頑張れていないと、そんな人をだれも紹介したいとは思いません。だれがどこで見ているかわかりませんが、日々一生懸命に努力し、会社や仲間のために頑張れていれば、このような場面でそれが報われることになるのだと思います。

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