仕事に飽きた時に転職するべき・しないべきそれぞれ4パターン

転職した方が良い場合とは?

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「飽きたから辞める」

仕事においてこのような理由で転職することは、一見不真面目でダメな考え方のように見えますが、はたしてそうなのでしょうか?楽しめない、頑張る意味が見出せない仕事なのであれば、自分自身も辛いですが、雇う会社側からしてもそんな社員にいてほしいとは思いません。

また、「仕事に飽きる」と言っても人それぞれで様々な背景や状況があると思います。私自身の転職経験や、多くの20代、30代の転職相談にのってきた経験から、仕事に飽きたと思った時に転職することをおすすめしたいケースについてご紹介していきます。

業界に興味がわかない

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どんな業界に身を置くのかによって仕事の内容は大きく異なります。会社のスピード感、求められる能力、働く人の雰囲気、収入のアベレージなど。また求められる知識も当然その業界に関連するものを学ぶことになります。

業界に興味を持てない状況を分解すると、大きく二つに分かれます。

  1. その業界の慣習や風土
  2. その業界で必要となる知識

業界の慣習や風土とは、例えば歴史が長く、市場自体がすでに一定規模に達している業界の場合は、安定感がある反面新しいことへのチャレンジはあまりしない傾向があります。また業界内平均年齢も高くなる傾向があるので、若さ溢れるというよりは、ひと昔前に現役だった中高年が管理職として会社を回していることが多くなります。

もし、このような環境に対してつまらなさや飽きを感じる場合は、転職して働く業界を変えてしまう方が早いかもしれません。

業界で必要となる知識については、一度覚えれば基本的には変わらないもの(その業界に関連する法律や制度など)もありますが、トレンドや市場相場など、常に変化し続けるものもあります。仕事をする上では、この流動的な情報や知識に対応し続けることが重要になりますが、あまりにも興味が持てない場合、そのこと自体が苦痛になりますし、実際には学ぶことをやめてしまい、その業界で通用しなくなってしまうケースもあります。

できれば少しでも興味がもてる業界であれば、自然とトレンドにも敏感になれると思います。

会社が成長していない

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会社が成長していないとは、売上や利益が上がらず、ずっと横ばいに推移したり、下がってしまっている場合です。

このような会社では、会社自体に入ってくるお金が増えていないので、昇格や昇給もあまりなく、どれだけ頑張っても現状維持となるので、当然やる気も無くなっていきます。「やってもやらなくても同じ」という状態は、当然飽きてしまいます。

自分が頑張ることで会社を成長させられれば良いのですが、停滞ムードの時は会社全体に覇気が無く、経営者の資質の可能性もあり、なかなか難しいかもしれません。

特に、自分自身がまだ成長段階である場合などは、「今の会社が仕事を学べる環境なのか?」という視点で見ても、難しいのではないでしょうか?

そんな場合は、転職する方が堅実かもしれません。会社が伸びないのはあなたの責任ではありませんし、その会社に付き合わなければならないとう決まりもありません。

キャリアアップの見込みがない

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仕事をしていると、おそらく誰しもが一度は求めるのがキャリアアップだと思います。具体的には、昇格して役職を得たいという欲求です。同じ立場で同じ仕事を続けていてもいずれ飽きてしまうのは当然です。

また、なかなか役職が上がらないというのは、あなた自身が評価されていないからかもしれません。自分を認めてくれない会社で仕事をするというのは、モチベーションも上がらず、やはり飽きることに繋がります。

キャリアが上がらない原因の一旦は自分にあったとしても、会社が変わることで評価が変わるということは多々あります。試しに転職活動をしてみて、役職をあげたいという要望をエージェントに伝えた上で、自分にどんなオファーが来るのかをチェックしてみてもいいかもしれません。

収入が上がらない

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仕事に対して何を求めるのか?という質問をされたら、いろんな答えがあると思いますが、現実的にはまず第一に収入だと思います。ましてや収入は高いにこしたことはありません。

しかし、やってもやっても収入があがらないとなると、やはりモチベーションは下がり、その仕事に飽きてしまいます。

収入が上がらない原因は様々ですが、”収入が上がらないから飽きてしまう、飽きてしまうから仕事を頑張れずに収入が上がらない”といった悪循環になった場合、抜け出すのはなかなか難しいです。

そんな時は強制的にモチベーションをあげる方法として、転職も一つの手段になります。心機一転新しい環境に身を置くことで、モチベーションを高めることはできます。

また、おそらく今の会社ではすでに”仕事ができない人”というレッテルが貼られてしまっている可能性もあります。しかし、転職をすることでそのキャラクターをリセットすることもできます。転職後にスタートダッシュをすることで、”仕事ができる人”という立ち位置を獲得できる可能性もあります。

転職しない方が良い場合とは?

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仕事に飽きてしまった時に、転職しない方がよい場合もあります。いかに該当する場合には、今すぐの転職はおすすめできません。

ポジティブな理由がない

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仕事に飽きて転職をする場合、どうしても転職理由がネガティブなものになりがちです。今の会社への不満や、やりがいの無さなどです。

しかし、転職をする上で転職理由にこのようなネガティブな事ばかりを並べていたのでは、選考を通過するのは難しいでしょう。

転職の面接では、今後自分がどうなりたいのか?何を目指すのか?という先の視点が重要になります。現在や過去の不満はさておいて、自分の今後についての理想が不明確な内は、面接で自分の将来についての質問をされても答えることができません。

きっかけは「仕事に飽きた」でも「会社への不満」でもいいのですが、転職活動を始める時には、それらを一度忘れてポジティブで具体的な自分の将来を描けるようになってからが良いでしょう。

何に飽きているのかが不明確な時

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今の仕事の何に飽きているのか?なぜ飽きているのか?という質問に答えられない場合は転職はおすすめできません。

というのも、仕事に飽きた状況を転職で解決したい場合、飽きの原因がなんなのかがわからなければ、次にどんな会社(環境)を選べばいいのかが明確になりません。

なんとなく仕事に飽きて、なんとなく転職をしてしまったのでは、また同じ状況となってしまう可能性もあります。

今の会社のどんんところに飽きてしまったのか?逆にどんな環境であれば飽きずに頑張れるのか?これらをきちんと明確にしてなければ転職はおすすめできません。

まだ仕事に夢中になる感覚を感じたことがない場合

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よくあるのが、一時仕事に猛烈に熱中したあとに、燃え尽き症候群的にやる気がなくなり仕事に飽きてしまうパターンです。この場合は、熱中している期間に急激に成長して成功体験を積んでおり、仕事のステージをあげるための選択肢として転職することが有効な場合もあります。

しかし、まだ仕事でがむしゃらに頑張った経験もなく、成功体験もない状態の場合は、「飽きた」というのは言い訳で結局は仕事から逃げてしまっている場合も多くあります。

仕事を楽しめない原因の多くが自分の中にある場合は、転職をしたからといってそれが解決される可能性は低いです。また、転職という形で一度逃げ出してしまうと、この後も仕事でうまく行かない時に「仕事に飽きてしまった」という理由(逃げ)で転職を繰り返す可能性が高くなります。

仕事に熱中できた経験の内方は、転職をする前に一度バカになったつもりで仕事と向き合ってみてはどうでしょうか?

不景気の時

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不景気とは、会社や業界関係なく社会全体の経済活動が停滞し、その終わりが見えない状態です。最近では2010年ごろからのリーマンショクによる不景気がありました。

もし、仕事に飽きて転職をしたいと思った時に、このように景気が悪い状態であったら、転職はあまりおすすめできません。

不景気の時は、企業が人材の採用を極端に抑える傾向があります。売上や利益が伸びない中で、人件費を抑えようとするのです。なので、もし採用したとしても高い収入も期待できません。つまり

  1. やりたい仕事が見つかる可能性が低い
  2. 年収が下がる可能性が高い
  3. 希望の仕事が見つかっても、他の転職者との奪い合いになるので、採用率が低い

という状況なのです。

転職をするのであれば、景気が回復するのを待って、企業の採用ニーズが活発化してからがおすすめです。

まとめ

冒頭でも述べましたが、「仕事に飽きたから転職する」というのは、現代においてはいって自然なことだと思います。仕事に求めるのは収入だけではなく、自己実現や自己表現、人生における充実感などもあります。

趣味を選んだり、変えたりするように仕事をその時の自分の興味や能力に合わせて変えることはキャリアを築く上では重要でも成果を発揮する上でも重要です。

会社がそれらを面倒見てくれるのであれば良いのですが、10人10色の思考の中、それは不可能です。自分のキャリア、自分の人生の責任は自分で責任を持つという観点からも、建前だけではなく、自分の心とも向き合って仕事を選ぶことは大切です。

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