仕事を辞めたい理由で「人間関係」は1位!解決法と転職タイミング教えます。

職場の人間関係とは

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職場では様々な人と関わりながら仕事をします。職種によっては1人で黙々とこなすこともありますが、1人で完結する仕事はありません。また給与査定や人員配置などは上司や人事といった複数の人からの評価で成り立っているため、関係性を築いて置くことも重要です。

職場での人間関係が良好であれば恵まれた環境と言えますが、必ずしもそうとは限りません。また、仕事上関係の深い上司や同僚などとの人間関係が上手くいかない場合、そらがかなりのストレスとなり、時には転職の理由となることも多いのです。

実際に、退職理由の”ホンネ”として最も多いのが、この人間関係なのです。

1位:人間関係(25.8%)

2位:社風や風土(18.4%)

3位:給与(12.3%)

4位:待遇(9.8%)

5位:評価(4.1%)

6位:家庭の事情(2.7%)

7位:体調の問題(2.55)

8位:その他(8.1%)

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出展:en人事のミカタ「退職理由のホンネとタテマエ」

今回は、そんな人間関係の悩みに対しての解決方法をご紹介していきます。

辞めたい原因となる相手は?

悩みの対象となるのが誰なのかで解決方法は異なります。よくあるパターンとその解決法をご紹介します。

上司の場合

社内の人間関係の悩みとして最も多いのは”上司”に関するものです。職場での上下関係は、”上司からの指示”と”上司への報告”というコミニュケーションから逃れるのは難しく、避けて通れません。そんな中で、よくある悩みに対する対処法をご紹介します。

仕事ができない上司

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仕事ができない上司がいることで、ストレスを抱えたり、無駄が業務に振り回されたりと、その弊害は計り知れません。また、”仕事ができない”ことを自覚してくれていればまだマシなのですが、中には「自分は仕事が出来る」と思い込んでいるプライドの高い人もいます。

この場合、本人の非を指摘しても、逆ギレされてあなたの責任にされる可能性もあります。

解決策としては、”上司の上司”にあたる人に相談する事をオススメします。その時注意したいのは、感情的になったり、愚痴っぽくなったりしないように、”業務における具体的な弊害”を伝えることです。

「私もなんとかしたいのですが、●●さん(上司)のこういう部分が原因で、こんな支障が出ています。私から本人に伝えると聞き入れてもらえるか不安なので、注意を促してほしいです」という伝え方がおすすめです。

もしも、”上司の上司”がこの報告にきちんと耳を傾けることなく、適切な指導や注意ができない場合、組織としてのレベルが低い事になります。”仕事の出来ない上司”は、その人の問題ではなく、その会”社の文化”や”評価基準”に問題がある可能性も高く、簡単には解決できない可能性があります。もしそうである場合は他部署への異動や転職も考えてもいいかもしれません。

セクハラ・パワハラ

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以前よりは少なくなったとはいえ、まだまだセクハラやパワハラは存在します。もし自分がこれらを受けていると感じた場合は、直接本人ではなく、人事や他部署の管理職などに相談することをオススメします。

ポイントとしては、”第三者に介入してもらう”ということです。本人同士で解決しようとしても、相手が上司の場合は対等に話し合うことも難しいと思います。またそれによって、上司からの嫌がらせや、組織ぐるみでのイジメに発展する可能性もあります。

中規模以上の会社であば、人事や総務にこのような悩みを受け付けてくれるホットラインが存在することも多いので、利用をオススメします。

また、これらは”事実”が重要になります。もしセクハラやパワハラに該当する被害を受けた場合は、日時とその内容(言われた言葉やシチュエーションなど)を日記などに書き留めることをおすすめします。それらが証拠となり、あなたを守ってくれることになります。

もし小規模の会社でそのような機関が無い場合は、法テラスなど、無料で相談できる弁護士などに相談することをオススメします。しかし、小さい会社の場合は同じフロアーで常に顔を合わせる機会も多く、問題が収まったとしても”居づらい環境”となる可能性はあると思います。

上司のセクハラ等が認められた場合、会社はその上司に指導をするとは思いますが、クビにしたり、降格、転勤などの処分は難しい場合もあります。少人数の会社の場合、”代わりになる人”がいなければ、その人は管理職で有り続けるでしょうし、アナタがどうしても嫌だと言えば、自分が異動させられる可能性もあります。会社からすれば、社員1人のメンタルよりも事業を維持し回していくことの方が重要なのは間違いないと思います。

この場合は悔しいですが転職を考えるのも、自分の人生を考えれば賢い選択かもしれません。

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評価してくれない

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評価は収入やキャリアに直結するため非常に重要となりますが、上司からくだされる評価が常に低く、それによって信頼関係が築けないパターンもよくあります。

これには、上司の感情的なものや偏見が影響している場合も多くあります。そのため、”上司の主観に頼らない状況”をつくることが重要です。

それには、”目標の立て方”が重要です。評価とは、定められた期間で掲げた目標に対して、どれだけ成果を出せたかというのがベースになるのですが、この時に「顧客の信頼をできるように頑張る」とか「専門性を身につける」などの目標を設定すると、それが出来たor出来ないの基準が人それぞれのために自分では高評価を得られると思っていたのに、上司からは低評価になる事態となるのです。

大切なのは、”数値で計測可能である目標”であることが重要です。例えば、

  • 売上●●万円
  • 新規開拓顧客数●社
  • 対応案件数●件
  • 障害発生率●%以下

などです。このように定量的にすることで、その数字が実際に達成されていれば、問答無用で評価するしかありません。注意点としては、目標として定めた数値に対してきちんと上司の合意をとることです。「これを正式な目標として採用し、これを元に評価をします」という合意を得ないと、意味がありません。

先輩の場合

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仕事の先輩というのは時には上司以上に頼れる存在なのですが、その近さ故に人間関係が悪化した場合には強いストレスとなる可能性があります。実際の例としては、

  1. 八つ当たり
  2. 無駄な説教
  3. 手柄を自分のものにする
  4. 仕事を押し付けてくる

1と2については、セクハラやパワハラにあたる可能性があります(ちなみにパワハラは上司と部下のような上下関係ではなくても当てはまります)。この場合はまず上司に相談することもオススメですが、個人的には信頼のおける別の第三者経由で上司に伝えてもらうのが最もオススメです。

例えば同期や、社内で仲の良い友人に事を説明し、その友人から上司に「●●さんが、●●先輩からのパワハラで悩んでいるみたいです。いちど話を聞いてあげて下さい」ともっていくのです。

こうすることで、「あなたが先輩のことを告げ口した」という形ではなく、「上司がその事に気付いて、自ら問題を発見した」という形になり、上司に花を持たせる事もできるし、あなた自身の身を危険に晒す可能性も低くなります。

上司が動きだしたら、”問題の解決に協力してあげる”だけで良いのです。

同僚の場合

もっとも厄介なのがこの同僚になります。先輩や上司のように明確に立場が上の人であれば、セクハラやパワハラなどを理由にし易いのですが、同じレイヤーだと”どちらかが一方的に悪い”とはなりづらいです。

陰口やイジメ、偶然を装った嫌がらせや無視など、特に女性が多い職場では実際に多く目の当たりにしました。聞く話でも、看護師や薬剤師などの医療系やアパレルで女性向けのショップなど女性に比率が高い職場の場合にこのような悩みを抱えることが多いそうです。

私は男性なので、”女性特有の職場”とうのは経験がないのですが、面接をしていると、その環境が嫌になり、「できれば男性の多い職場、少なくとも半々の環境で働きたい」と転職する人は非常に多いというのが実感です。

辞めたい原因となる状況は?

人間関係の悩みは、特定の人に対するものだけではなく、その状況が原因となる場合もあります。実際にどんなパターンがあるのかをご紹介していきましょう。

職場恋愛

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職場恋愛は、そのまま無事にゴールインすればこれほど幸せなことはないのですが、出会いがあれば別れもあります。恋愛が破局し、きれいな別れ方をすれば良いのですが、どちらかが未練があったり、また浮気などの裏切りによる別れの場合、同じ環境で仕事をするのが辛くなる場合があります。

とわ言え、”別れてつらいので退職したいです”とはなかなか言い出しづらいですよね。

また、普通の恋愛であればまだいいのですが、社内での不倫や二股の場合などは、会社内での信用を失い、表立った罰則は無いにしても、それによって失脚していく管理職を何人か見たことがあります。

どちらにしても、このようなケースの場合は、”メンタル的に辛くて仕事が出来ないレベル”になるくらいであれば、転職をしてしまうのもありだと思います。本来であれば、割り切って仕事に集中するのが理想ですが、それが出来ないほど辛いというのはもう仕方ありません。

それは、人それぞれ異なりますし、人の理解を求めるものでもありません。自分にとっては仕事よりもその状況から脱出することのほうが重要なのです。それを我慢してもおそらくいい仕事はできないでしょうし、その仕事にそこまでの魅力を感じていない可能性もあります。いい機会だと思って他の会社を探してみてはいかがでしょうか。

派閥争い

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ある程度の会社規模になると、派閥というのは存在します。政治の与野党のように、”何を言っているか”ではなく”誰が言っているか”によって、物事の評価が別れるのです。

この派閥争いが激しい場合、どんなデメリットがあるかといえば、まずどちららかを選ぶことで、自分の意思や意見ではなく、所属派閥の意思で動かなければならないことです。「正直納得できてないけどな・・」と思いながらも周囲と意見を合わせるのです。

またもし自分の所属する派閥が争いに負けたり劣勢になった場合、あまり明るいキャリアを望むことができません。これも大きな会社では実際に目にした光景です。

これは”自分と誰か”という小さいくくりではなく、”会社全体での人間関係”という大きなくくりでの問題です。そもそも派閥争いをするような会社が嫌というのであれば、転職をするのもいいですし、もし自分の派閥が負けた場合は、不遇に耐え忍ぶよりも、とっとと新しい環境に転職するのも1つの解決策です。

まとめ

かれこれ17年程社会人として、下町のおばちゃんから、有名な経営者、東大卒の秀才など、様々な人達との人間関係を経験してきた結論としては、人間関係はやはり距離感は非常に大切だと思いました。

自分が苦手な相手を受け入れるのは難しいですし、それは相手にとっても同じことです。そこでの距離感さえ間違わなければ、ある程度スルーして済むことも多いです。

また、物理的に満たされている現代において、仕事に求めるものは収入だけではなく、”働く環境そのものに対する満足度”の比率も上がっていると思います。つまり自分がストレス無く働ける環境を求めるのは決して間違ったことではなく、人間関係がその満足度に最も大きく影響しているとすれば、それを求めて転職をするというのも決して間違いや甘えではいと思います。

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