仕事が辛い時の対処法”向き合って努力!”と”転職すべき!”の境界線とは?

仕事の辛さを最も感じるのは社会人1年目

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社会人1年目というのは誰にも辛かったり苦い思い出はあるのではないでしょうか。学生時代には感じたことのない責任や競争の中で、精神的にも肉体的にも社会の厳しさを最も味わう時期だと思います。

しかし、その辛さを乗り越えてこその一人前の社会人となるため、1年目の辛さとどう向き合い、どうクリアしていくのかはその後の社会人生に影響する大切な経験となります。

新人はみんな辛いものなのか?

いきなり矛盾するようですが、全ての新人が辛いのかと言われると、必ずしもそうではありません。正確に言うと、本人がどう感じるかによるのです。

同じ環境にあっても、辛さを感じる場合とさほど感じない場合があります。その違いは何かというと、捉え方にあるのだと思います。新卒時代は、当然なにもできないので失敗も多いですし、”出来ない自分”を日々感じながら過ごすのですが、自分を過信していたり、プライドが高い場合はこの現実に辛さを感じるのだと思います。

反対に、これを自分が成長するための課題と捉えて、それを1つ1つクリアしていくことが成長であると考えられれば、辛さは和らぐのだと思います。

「今の自分で勝負」するのではなく、「はやく勝負できる自分になる」と考えれば、自己否定をせずに済みます。私も新人時代はありましたし、これまでに述べ100人近い新卒をマネジメントしてきましたが、このどちらのタイプなのかで本人の辛さは大分異なるようです。

甘えがあると余計辛くなる

ココで言う甘えとは、辛い状況に陥ったときにその原因を自分以外のせいにしてしまい、他人や環境のせい(他責)にしてしまうことです。社会人になると、どこからが自分の責任でどこからが自分以外の責任という境界線は無く、自分の周囲で起きること全てに向き合う必要があります。

また、もし自分に責任が無いとしても、それを決めるのは自分ではなく上司や会社です。ここで他責にしていると、周囲から信頼されずに仕事面でのチャンスが回ってこなくなったり、協力や助けが得られなくなったりします。

仕事を任されないというのは、重い責任を担ったり、失敗をする時以上に辛いものです。自分の存在意義を感じられず、同期からも置いていかれることになるのです。多くの人は一度社会に出ると年をとって引退するまでの50年近い時間を仕事に費やすことになりますが、まだ先の長い社会人人生の先が見えなくなり、不安や絶望感を味わうことになります。

仕事は辛い時期を乗り越えて楽しくなる

遊びも仕事も楽しさを感じる瞬間には1つの共通点があります。それは「成功体験」です。出来ない物事に対して、学んだりやり方を変えたり、努力することで出来るようになる。この成功体験の積み重ねによって”楽しさ”を感じるのだと思います。

つまり、成功の前には必ずと言っていいほど壁にぶつかるのです。逆の言い方をすると、ある程度の辛さや苦労が無いと、あまり楽しさを感じる瞬間は少ないのではないでしょうか。

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この「壁にぶつかる>辛い>努力する>クリアする>また壁にぶつかる」という繰り返しは新人に限ったことではありません。その後も永遠に続きます。だからこそ新人の段階でこの繰り返しに対応できるだけの精神力と本当の意味での自信を身につけることが必要になるのです。

辛さから抜け出す近道は能力アップ

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辛さから抜け出すには、問題を解決したり、回避できるだけの能力を身につけて成長するしかありません。ではどのような能力が必要になるのかをご紹介します。

仕事ができない原因は?

「仕事が出来なくて辛い」と嘆く新人はよくいるのですが、私の経験上その新人は高い確立で努力はしていません。中には長い時間働き一見努力して頑張ってるように見える時もあるのですが、それは”努力”とは言いません。

仕事が出来なくて辛いことを相談された時には必ず「何故仕事ができないの?」と質問するのですが、ほとんどの場合答えられません。考えていないのです。心の何処かでは「しかたないよね」と諦めていて、本気で原因や解決策を考えてはいないのです。

これは完全に努力を放棄しています。能力というのは、自分の課題に対して向き合って解決することで身についていきます。これだと一生能力は仕事ができないままになります。

人間関係が下手

自分個人の能力を伸ばすのは大前提なのですが、1つ大切な事を忘れがちになります。それは周囲を活かすことでチームとしての能力を発揮することです。

新人の場合、頼る相手が”話しかけやすい人”や”仲の良い人”になってしまう場合があります。これは、仮に自分が苦手であっても”その業務や役割に対して最適な人”を選ぶことが仕事であり、その仕事の質を上げると同時に、最も優れた方法を学べるため能力を上げることができるのです。

そして多くの場合、その適切な相手というのは厳しい上司であったり、近づきがたい先輩のことがあるのですが、苦手な人とも良好な人間関係を構築することを避けてしまうと、なかなかスキルが身につきません。

また時にはどうしても反りが合わない相手とも協力しなければならないのですが、そんな時にも嫌いだということが態度に出てしまう場合があります。嫌いなものは嫌いでいいのですが、仕事においてはそんな相手とでも上手くやらなければなりません。

特に相手がクライアントの場合などは尚更です。相手は自分が客だとうい立場から、無理を言ったり気分を害するような発言をする場合もありますが、そんな場合でも仕事と割り切って付き合えるようになる必要があります。

ときには逃げる勇気も必要

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ここまで厳しい事を言ってきましたが、ときには自分を守るためにも逃げる勇気は必要です。「逃げる」という響きが悪いことをしているように聞こえますが、「上手に回避する」と捉えると、賢い選択ともとれます。

また、そこまで追い詰められた状況になると、自分1人では冷静な判断ができない場合もありますので、どのように行動すれば良いのかを具体的に説明します。

辞めたいと思った時に確認すること

もし、「会社を辞めたい」とまで追い詰められてしまったら、以下の事を自分自信に問いかけてみましょう。

  • それは会社が変われば確実になくなる辛さである
  • 自分は今の会社で100%やりきれている
  • 社内に相談できる人は1人もいない
  • 会社のやっていることや在り方には賛同出来ない
  • 今の環境は入社当時に求めた環境とは違っている

もしこれらの事を自分に問いかけて、全てに迷いなく「YES」と答えられるのであれば、環境を変えて別の会社に行くこともありだと思います。しかし、1つでも「NO」や回答に迷うことがあるのであれば、人の助けを借りて見ることもおすすめです。

具体的には次の章でご説明します。

★おすすめ記事→仕事を辞めたい時の考え方とやるべきことことまとめ

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相談するなら社外の人

精神的に追い詰められている場合、人は冷静は判断をすることができません。そんな場合には自分だけで考えるのではなく信頼できる人に相談して、まず話を聞いてもらう事をオススメします。

しかし、注意として同じ社内の人に相談することは避けるべきです。そらが気の許せる同期や同僚であったとしても、そこで言ったことは高い確率で社内に広まってしまうからです。

また、上司や先輩に相談した場合「甘えるな」と怒られるか、今辞めることのデメリットを並べて一方的に説得される可能性が高いです。

なぜなら、同僚がそんな重たい相談をされた場合、自分だけでは抱えられずに悪気なく別の人に相談してしまったり、口止めされればされるほど人は他人に共有したくなるものです。上司や先輩からすれば、好きであなたと仕事をしているわけではなく、それが仕事だからやっているだけです。

そして、会社の財産として預けられた新人を、「はい、そうですか」とやめさせることは出来ません。もし、「こいつはウチの会社では厳しいかもしれないな」と心では思っていても、「転職したほうがいいよ」とは言いません。なぜなら、それが彼らの仕事だからです。

★おすすめ記事→転職の相談は誰にするべき?目的別相談相手とそのメリット教えます。

うつになるくらいなら転職する

あまりにも精神的な苦痛が続くと、うつになってしまう恐れもあります。私は実際にうつになった人を見てきましたし、私自信がうつになった経験もあります。

その経験を元に言うと、うつになってまでやるべき仕事などありません。というか、うつになったら仕事などできません。重度になると思考も体調もコントロールすることができずに、会社に出社することさえ困難になります。

では、”うつになる手前”がどんな状態なのかというと、正直自分では分からないのです。だからこそ、他人に相談する事をおすすめするのです。それも、会社というしがらみが無い、純粋にあなたのことだけを考えて意見をくれる、友人や親などをおすすめします。

社内の短い付き合いの人ではなく、長い付き合いからあなたが本来どんな人間なのか、何が正常で何が異常なのかを判断できる人に意見をもらうことが大切です。その際に、「おまえちょっとおかしよ…」となるようであれば、赤に近い黄色信号だと思った方が良いと思います。

★オススメ記事→仕事が辛い、辞めたいと感じたら。うつの症状、原因、対策まとめ

まとめ

仕事は楽しいことばかりではありません。おそらく辛いことの方が多いと思います。まずはそれに対応できる強さや能力を身につけることが何より重要です。その”辛さへの対応力”も社会人として必要な要素だからです。

しかし、そのストレスにも限度があり、その限界値は人によって異なります。仕事の本来の目的は、安心して生活ができるよに収入を得ることなのですが、もしそれが人生にとって本当にマイナスになる場合は、その環境から回避することも必要です。

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