給料が上がらない時の原因と対策。転職の前にやるべき事とは?

給料が上がらない理由

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給料が上がらない理由には、本人に原因がある場合、所属する部署に原因がある場合、会社に原因がある場合と大きく分けて3つのパターンがあると思います。

本人に原因がある場合は、問答無用で「頑張れ!」ということにもなるのですが、「どうやって!?」となると思います。私はマネージャー、部長などの役職を経験する中で何度も部下の査定を行ってきたので、その時の経験から「どうやって!?」に回答したいと思います。

また、部署や会社に原因がある場合は、一個人がどう頑張っても無理な場合もあるので、その見極め方をご紹介していきます。

本人に原因がある場合

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先ほどは「頑張れ!」と一言で雑に片付けてしまいましたが、具体的に何をどう頑張れば良いのかをご説明していきます。必ずしも以下の方法で給料が上がる保証はないですが、業種のことなる複数の会社で給与の査定をする側を経験し、身をもって「あー会社ってこうやって人を評価するのか」と学んだことを背景に、その方法をご紹介します。

成果が出ていない

成果が出ていないのであれば、給料は上がらないのは必然かもしれません…

成果を出す方法については、職種や業界によって、その最適解はことなりますし、それらのハウツーは他にゆずることにするので頑張って学んでください。

アピールができていない

このアピールというのは実はとても重要です。見方によっては、上司や会社に媚びを売るようで抵抗のある方もいるかもしれませんが、決してそのようなことではなく、自分が頑張ったことや、頑張ろうとしている姿勢、また能力をあげようと努力している事を”きちんと知ってもらう”ことが大切なのです。

これは、自分が人の上に立ってはじめてわかったのですが、上司は部下の全てを理解することは不可能です。対して、部下は上司に対して「自分を理解してくれない」という物足りなさを感じがち(私も部下時代はそうでした…)なのですが、何人もいる部下の事を全て理解するのは当然不可能ですし、自分から伝える努力をせずに「わかってくれない」と待ちの姿勢でいるのは甘えであり、自分が損するだけです。

では、アピールするのかを具体的に紹介していきます。

対策

①自分が学んだことをチームで共有

仕事に関係する知識を深めるべく、本を読んだり、ネットで最新情報をチェックしたとします。そこで自分だけがその知識を得るのではなく、同じ立場の同僚に対してもその学びを共有するのです。

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例えばチームの会議でもいいですし、毎朝の朝礼のタイミングでもいいと思います。あまり手間を掛けてプレゼンテーションを作り込むというよりは、口頭で自分がキャッチした情報やノウハウに、それが自分達の仕事にどう生かせるかの考察も添えて5分から10分程度で共有します。

もちろんその場に同席する上司はその取組を見ていますので、自ら成長のために努力していること、自分だけではなくチームの視点で活動していること、共有している内容に価値があることなど、の事実を持ってあなたを評価することができます。

②上司の仕事を分けてもらう

上司とは、部下から見ると一見仕事をしていないように見える場合もありますが、実はいろんな細かい業務をこなしています。そしてそれらは総じて、売上を創るような生産的な業務ではなく、管理や制度作りなどの組織的な業務になります。

これらの業務は一見無くても良いように見えるのですが、実際なくなると中長期的な視点で組織は機能しなくなります。

これらの業務のほんの一部や、そのサポートでも良いので、仕事を任せて欲しいと申し出てみるのです。実際にこれらの業務を行うと、現場とは異なる目線で物事を見ることができるようになり、新しい視点が身につきます。

この方法の良いところは、その前向きな姿勢を上司に伝える以外にも、必然的に上司との会話が増えるので、相互理解が強くなります。また、最初はダメ出しばかりかもしれませんが、時間と共にアウトプットの質が高くなり、上司はそれを成長や能力として評価しやすくなるのです。

③上司を飲みに誘う

日頃は業務などの表面的な仕事の話が殆どになるかと思いますので、たまには自分から上司を誘って飲みに行くのもありです。私の経験上、部下に飲みを誘われて嫌がる上司はまずいません。もしそれまでさほど距離が近くなかったのであれば、なおさら誘われて嬉しいと思います。

そして、その場でどんな話題を持ちかけるのかが重要なのですが、私の経験上以下がおすすめです。

  1. 自分がさらに評価を上げるためには何が足りないのかを単刀直入に聞く
  2. 上司がどんなことを評価するのかを単刀直入に聞く
  3. 上司が自分の同じ現場時代にはどんな悩みを持ち、どんな努力をしていたのかを聞く
  4. 今の自分の悩みを率直に相談する
  5. 明日から、通常の業務以外にプラスアルファで取り組むことを一緒に決める

上記に一貫しているのは、自分が評価を上げたい事と、そのために上司を頼っている事を伝えています。まが1.や5.では、その解決方法や具体的な取り組みを上司と共に決めているので、それをきちんと実行さえすれば、上司は評価せざるおえない状況になるはずです。

他の部下と比較して優先順位が低い

こらは私が管理職になって学んだことなのですが、部下の人数が2~3人程度であればいいのですが、10人を超えたあたりから、上司は部下に優先順を付けるようになります。

部下の能力は様々なのですが、誰が直近の業績を創る上で最もコンディションが良いのか、または次期管理職候補に近いのかなどの視点で順位を付けます。

一見、理不尽なひいきのようにも見えますが、全ての部下が常に目標を120%達成することも、全員同時にステータスが上がることも、現実にはありえません。誰かの意思とは関係なく、必然的に序列がつくのです。上司は、どうせ序列がつくのであれば、その順位に間違いが内容に見極めるのが仕事なのです。

これを部下に言うと、「そんなのフェアじゃない」とか、「差別だ」と反感を買うのですが、学校のように自分がお金を払っていれば、同じ金額を払っている他人との待遇の違いに文句を言うのは筋が通る話ですが、お金をもらっているのであれば、より価値のある人が高待遇を受けるのは当たり前なので、その点を理解しましょう。

ちょっと話がそれましたが、その序列が付く際に、自分が何番目に居るのかということが重要です。なぜかと言えば、上司からのサポートが違います。成果を出すにも、ステータスを上げるにも、上司は戦略的に上位者に自分のリソースをさくようになるからです。

対策

ではその序列を上げるにはどうしたら良いのか?ですが、これにはタイミングあります。成果であれば、自分の成果が好調な時がそのタイミングになり、その時に、”自分の目標達成”という観点ではなく、”組織(チーム)の目標達成”を見据えてどう達成するのかを上司と議論することです。

順調に成果を出している部下が、自分の目標達成に満足することなく、視点を上げてチームの目標達成に向かう姿勢を見せた時に、上司の中での序列は大きく上がります。

また、ステータスであれば、それまでの序列1位がめでたく管理職になり、そのポストが空いた時がそのタイミングになります。序列1位というのはそのチーム内では上司に次ぐNo2のポジションになり、そのポストがいなくなることで一時的にチームは弱体化します。

上司は早くその状態を立て直そうとして、次のNo2を探そうとしてるタイミングなので、その時にきちんと意思表明し、努力と、時には自己犠牲を多少払ってでも組織をまとめようとする姿勢によって、上司の中での序列を上げることができます。

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部署(職種)に原因がある場合

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私が管理職になり、とあるキッカケから部署単位で平均給与を比較した際に、大きくで1.5倍近い年収の差があることを知ったときはお驚きました。

どの部署に属するかによってかなり年収の伸びしろに差が出るのだなと実感し、この視点を持たずに好き嫌いや相性だけで選んでいると、そもそも走っているレールが違ってしまうことになるのだなと。では、どんな視点でそれを見極めるのかをご紹介します。

給与が上がらない部署にいる

たとえば、営業やマーケティング、販売などの部署は評価をし易い部署だと言えます。これは”売上”や”客数”という数字でその成果が目に見えるからです。それに対して、カスタマーサポートや、事務、受付などのお仕事は、どんなに頑張ってもそれが売上や客数に結びつくかというとその影響度は低く、実際にはコスト部門と言われる場合もあります。

実際に、求人広告の営業をしていた際に、とある企業で営業スタッフと事務スタッフを同時に募集したことがありますが、それぞれの給与は、

  • 営業:月給30万円~
  • 事務:月給22万円~

と表記したのを覚えています。つまり、売上や商品・サービスに直接的に関わる立場の方が、給与水準が高いというのが実態だと思っています。

対策

もし、あなた自身の給与が低く、これらの部署に所属している場合は、他の部署への異動を申し出て見ることも1つの方法です。

上司の交渉力がない

もしこれが原因だとしたら、正直運が悪いと言わざるおえないのですが、私が管理職をしていた頃に経験した、”査定会議”なるものの内容をお話します。

前段として、”昇給”というものがどのよに決定されるかとう仕組みをご説明すると、まず査定を実施するタイミングでは、会社から「今回の査定で社員全体の給与を何%上げていいよ(もしくは何%下げなさい)」という司令があります。これを”昇給原資”と呼びます。

査定会議では、部下の評価をまとめた組織長立ちが一斉にあつまり、この昇給原資を各組織でどんな比率で分け合うかを話し合うのです。「ウチの部署は今回成果がこれだけ成果がでましたが、おたくの部署は目標未達なので、多少ウチの方が多く頂きたいです」「おたくの部署は前回の査定でも昇給原資を多くもらってますよね?」などと、管理職同士で昇給原資を取り合うのです。

当然、成果を出しているか、そうでないかによって前提は変わってくるのですが、あと一歩の部分では属人的な交渉力も影響してきます。自分の部署の成果や会社への貢献をきちんと主張できない場合は、それによる昇給原資の配分も減ることになります。

つまり、あなたの上司にあたる人が社内でどのような立ち位置にいるのか、どれだけの発言権があるのかも多少は影響するということです。

会社に原因がある場合

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個人、部署と給与が上がらない理由を説明してきましたが、最後は会社です。どのような場合に給与が上がらないのかを説明します。

会社の体質

最近では、終身雇用や年駆除列が崩壊し、実力主義や能力主義などを掲げる会社も増えてきています。しかし、これは実際に私自身大きな矛盾を感じてしまうことなのですが、そううたって人を採用をしておいて、査定のときには、あまり給与が跳ね上がることを嫌がり、「回りとのバランスを考えろ」とか、「ある程度足並みを揃えよう」と、注文が付く会社は実際にありました。

また、ひどい会社であれば、基本給与は低く、そのかわり手当やボーナスの割合を増やすことで、会社の業績が思わしくない場合には、すぐさま社員の年収を下がられるようにしている企業もあります。

見極め方

また逆に新卒に年収500万以上支払う会社も実際にあります。これらの会社を見極めるためには、やはり先輩や上司の年収を聞くのが一番早いでしょう。5年先輩で30際の男性が年収300万であれば、自分も同じ道をたどる可能性は高いと思います。

また、年収の高い会社と、年収の低い会社の大きな見極め方として、1人の社員の金属平均年数が長い会社よりも、短い会社の方が給与は高い傾向にあるのかなと思います。

10年以内で転職をするのを良しとする会社と、できれば定年まで努めて欲しい会社があった場合、どちらもたどり着く給与の上限水準が同じだった場合、前者の方が期間が短い分急角度で給与が上がっても、そのうち退職するのでそのコストは新しく入社する新人と入れ替わると考えればそこでリセットされますが、後者の方は急角度で上げてしまうと、その後昇給しないということになるので、先を見越してなだらかな上昇になるのです。

会社の経営状態

会社の経営状態が悪化していて給与が上がらない場合(もしくはそれによって下がる場合)、これはもう業績が好転するしか根本的な解決は無いと思います。

まずは社員全員が業績の回復に向けて一致団結することが望ましいのですが、もしその原因として業界自体が下降していたり、トップダウンの会社で、社長が始める新規事業がことごとく失敗、などの理由であれば、個人的には転職をおすすめします。

給料を上げるためにやるべき事

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給与を上げるためにやるべきこととして、これまでに紹介していない方法を幾つかご紹介しておきます。

専門知識を身につける

専門知識や資格は給与を上げる一要因です。それだけで給与が上がるわけではないのですが、専門知識や資格を有していると、会社の中でも「あなたにしかできない仕事」が見つかる可能性が高くなります。

また、専門知識や資格がなければいけない業界で働くことが可能になります。要は、社会での希少価値が高まることで高い給与を得られる可能性が高くなるのです。分かりやすい例で言えば、弁護士や医者、会計士などは資格が必要な高収入例として分かりやすいと思います。

もしくは、ネットが私達の生活に深く入り込んでいる現代では、プログラマーやシステムエンジニアという技術者の給与は年々高騰しています。これは特別な資格は必要ないですが、専門知識が必要な仕事です。

給料の高い人と一緒に働く

既に、個人が給与を上げる方法は前述しましたが、もう一つ、これは私が実際に経験して、最も勉強になった経験をご紹介します。

それは、実際に給与の高い人の近くで働くことです。できれば、同じチーム、同じ職種、で自分とその人違いを比較できる状況が望ましいと思います。

本や話を聞いたりするのも勉強になるのですが、実際に一緒に働くことでしかわからない(私の場合ですが)ことがかなり多いのだなと実感しました。

  • どんなことにこだわるのか?
  • 多少手を抜くところと、絶対に手を抜かないところのポイント
  • 物事の見方
  • 何を持って成果を出すためのキーポイントだと思っているのか?
  • 上司や会社との付き合い方
  • モチベーションを維持する方法

など様々なことが学べます。これは、その業務や業界などに限定されるものではなく、全ての仕事に共通している部分も多いので、もし今自分の近くに高い給与を得ている人がいたら、良く観察し、会話し、真似してみることをおすすめします。

転職で給料を上げる

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今の会社で頑張って給与が上がればそれが一番良いと思うのですが、次の選択肢として転職という方法もあります。

転職の良いところは、成功すれば、転職したその瞬間から突然給与を大幅に上げることも可能であるということです。実際に、年収350万円が転職で年収500万になることは、何度も目撃しました。

同じ業界で転職する

”年収を上げるための転職”の場合、まず重要なのが”業界を変えない事”です。(そもそも、その業界自体が下降線を辿っている場合は話が別なのですが、そうではない想定です)これまでアナタが積み上げてきた業界特有の知識や慣習、人脈などを武器に転職するのです。

本来は何年も掛けてそのレベルに社員を育て上げるのですが、既に出来上がった現役バリバリの人材がいた場合、教育にかかる時間とコストと比較して、多少の年収アップを条件に、即戦力を獲得したいと思うのは企業として自然の成り行きだと思います。

もし業界を変えていしまうと、持ってこれるのは、最低限のビジネスマナーぐらいで、それまで積み上げたものに価値が無くなてしまうため、年収は逆に下がることも覚悟しないといけません。

私が業界を変えて転職したときには、650万円あった年収が400万円程度に下がってしまいました…

転職によって役職を上げる

20代も後半になると、そろそろ管理職としてマネジメントを学びたいとか、管理系のスキルを身に着けたいという志向を持つ人も多いのではないでしょうか?

ただ、これは会社によっては枠が埋まっていたり、または優秀な社員には30代になるまで現場でバリバリ稼いで欲しいという方針で希望がかなわない場合もあると思います。

しかし、他社を見渡せば、「若い社員はたくさんいるが、それを統括する中間の管理職がいない」という悩みをかかえている会社も多くあります。そういった会社に転職することで、管理職のポストを得ると同時に収入を上げることは比較的成功率が高い方法だと思います。

あなたの希望と、会社の求めるニーズが完全に一致しています。この場合は転職エージェントに相談すると管理職ニーズを持つ会社を紹介してくれる可能性は高いと思います。企業はあまり表立って管理職募集をすることは好まないので、求人広告などは出さないのですが、転職エージェントのように情報が公開されない状態で、人が人を見極める紹介システムの場合には、その依頼をする可能性が高いからです。

会社のランクを落とす

もう1つの以外なコツですが、同業界で転職する場合には、企業のランクを落とすことで自分の評価を上げる方法もあります。大手で働いていたのであれば、中小に、中小で働いていたのであれば、スタートアップにと、企業レベルを落とすのです。

転職者を受け入れる中小やスタートアップからすれば、同業界における優秀な人材が確保できるだけでなく大手企業が保有している知識やノウハウ、仕組みなどの情報が同時に手に入り、ることが魅力です。

たとえば、中学のサッカー部の監督として元Jリーガーが就任するようなものなので、高い期待値と共に良い条件が出る可能性が高いと言えます。

まとめ

給与を上げるというのは社会人であれば誰しもが一度は考えることだと思います。その方法をご紹介してきましたが、共通して言えるのは、”それまでの働き方”に対する値段が”今の給料”であることに間違いはありません。

もしその金額に納得がいかずに、それを会社や市場のせいにして、働き方を何も変えずにいれば、給料は絶対に上がりません。

”どうすれば上がるのか?”は、”何をどう変えれば上がるのか?”です。明日から何を変えるのかを意識することが、何よりも重要です。

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