憧れの年収1000万円は何人いるの?実際にセレブ生活はできるの?

日本の平均年収

一般的に年収1,000万というと、独身のであればあまりお金を気にせず服を買い、食費も節約するわけではなく外食。年に数回海外旅行に行き、加えてしっかり資産運用もする。

家族がいる場合は、マイホームに住み子供は私立の学校で、お金のかかる習い事も自由に出来る。大金持とまではいきませんが、想像するに、”お金に関する悩みの無い生活”なのではないでしょうか。

では、実際に日本人が今どのくらいお給料をもらっているでしょうか?国税庁の調査によると日本全国の平均給与は次の通りです。

  • 平成15年/443.9万円
  • 平成20年/429.6万円
  • 平成23年/409.0万円
  • 平成24年/408.0万円(男502万円/女267.8万円)
  • 平成25年/413.6万円(男511.3万円/女271.5万円)

出展:国税庁「平成25年分民間給与実態統計調査結果」

年によってばらつきはありますが、400万円前半~中盤くらいが世間一般での”平均給与”になります。コレを見ると、年収1000万円というのが如何にに凄いのかがわかりますよね。平均年収の2倍以上となると、確かにとても楽な生活になりそうです。

1,000万円を稼いでいる人はどのくらい?

では、年収ごとの人口を見ていきましょう。400万円付近が最も多いのは予想がつくのですが、1000万円、もしくはそれ以上の収入を得ている人が、人口に対して何%いるのかがきになりますね。 ※下記は平成25年度に見る男女合わせた年収別の人口シェアです。

  • 100万円以下/9.1%
  • 100万を超えて~200万円/15.0%
  • 200万を超えて~300万円/16.8%
  • 300万を超えて~400万円/17.4%
  • 400万を超えて~500万円/13.8%
  • 500万を超えて~600万円/9.6%
  • 600万を超えて~700万円/5.9%
  • 700万を超えて~800万円/4.0%
  • 800万を超えて~900万円/2.6%
  • 900万を超えて~1,000万円/1.7%
  • 1,000万を超えて~1,500万円/2.9%
  • 1,500万を超えて~2,000万円/0.6%
  • 2,000万を超えて~2,500万円/0.2%
  • 2,500万円以上/0.2%

出展:国税庁「国民給与実態統計調査」

どうでしょうか?年間4,645万人が収入を得る中で、年収1,000万円を超える人は全体の3.9%の181万人しかいないのです。例えば、従業員100名の中小企業が合った場合は、その中の4名しか1000万円以上の収入を得ていないことになります。100名中のトップ4といえば、社長を始めとする取締役陣と考えるとピッタリ数字が合いますね。

部長でもダメ…となると、ちょっと先が遠い感じがしてきます。

1000万円以上の中に、経営者や有名芸能人やスポーツ選手などが含まれていることを考えると、”普通の会社員”ではやはり高い壁なのかもしれませんね。能力や成果とは別の社会の仕組み的なハードルを感じるのは私だけでしょうか。

年収1000万ってどんな生活?

1000万といえば、平均的な年収からすれば2倍、3倍の金額となり、平均的な年収で生活されている方にとっては、1000万からその年収を引いた金額が全て自由になるわけです。

タワーマンションに住み、値段は余り気にせず外食は当たり前。女性であればエステなどの美容やファッションにも惜しみなくお金を使い、車はもちろん外車。夢や理想が広がります。

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しかし、現実はどうやらそうでもないようです。まずは済む場所です。港区や世田谷区などはお金持ちのイメージがあると思いますが、例えば私が出身の墨田区と比べると同じ間取りでも家賃は倍になります。駐車場なども、1万2万では借りられず、3万以上は当たり前です。

また、独身であれば確かに自由な暮らしかもしれませんが、子供がいて小さい場合などは保育園や幼稚園の費用も馬鹿になりません。先ほど例で上げた世田谷区などは、都内でも待機児童の数がダントツトップです。収入が高い場合はそれに比例して保育料が高くなりますし、そもそも収入があることで認可保育園には入園することができないため、更に高額な私立の保育園や幼稚園に通うしかなくなるのです。

収入が高いことでなによりも辛いのは、年収にかかる税金(税率)の高さでしょう。高い収入を得ている人は、それだけ税金も多く引かれる事になります。これについては次章で詳しくご説明します。

年収1,000万円の手取り額

普段旦那さんのお給料でも、ご自身で働いたお給料でも毎月たくさんの税金が引かれていて、ボーナスも支給額は少し増えたのかな?と思っているのもつかの間手取りの額を見てがっかりした事もあるかと思います。

みなさんは自分のお給料を見るときに、やはり実際に銀行にお金が振り込まれる手取り金額額を意識すると思いますが、年収1,000万円の人はどのくらいの手取りなのか気になりますよね?

所得税だけでもこんなに引かれる!!

年収1,000万円の人所得税についてみてみましょう。平成27年度分では課税される所得金額が900万円を超えて1,800万円以下の場合は税率が33%で控除額が153万6,000円となります。

※(年収1,000万×税率33%)-153万6,000円=176.4万円が所得税で引かれます。

出展:国税庁「所得税の税率」

個人で1000万稼ぐ場合の手取り額

年収1,000万円から176.4万円の所得税が引かれて、住民税、健康保険、厚生年金、雇用保険、その他社会保険などが引かれていきます。そして年齢や家族構成やサラリーマンなのか個人で仕事をしているかによっても差がありますので、だいたい手元に残るのは700万円程度だと言われています。

夫婦で1000万稼ぐ場合の手取り額

今度は夫婦1人ずつ500万を稼いで世帯の合計が1,000万の場合はどうでしょうか?年収が330万を超えて695万円以下の場合は税率は20%、そして控除額が42万7,500円ですので

※(年収500万×税率20%)-42万7,500円となり57万2,500円が引かれる計算となります。

この場合一人分ですので、2名分にすると114万5,000円となります。所得税だけを考えても1人で1,000万円稼ぐよりも、夫婦2名でそれぞれ500万を稼ぐと62万円もの差が生まれてくるのです。これを考えると所得税の他にも税金の種類はまだまだありますので、結果的に2人で稼ぐと一人の場合よりも手元に残るお金が多くなるかと思われます。

実際の差は?

年収1000万の人が実際に手にする収入は700万程度、年収500万の人が実際にてにする収入は400万程度ですので、この時点で2倍ではなくなってしまいます。また700万の年収の場合、月に換算すると58万円。また前述したように家賃やその他固定費が多くかかるケースもあるため、テレビで見るようなセレブ生活とまではいかない可能性もあります。

また、同じ1000万を稼ぐ場合でも、個人で稼ぐよりも、世帯として夫婦で少しずつ稼いで合計1,000万円に近づけていくという方が引かれる税金についても安くなって、手元に残るお金がだいぶ違う事もわかったと思います。女性の場合、結婚相手に高い年収を望む方もいますが、二人で力を合わせて1,000万円を目指すほうがもしかしたら簡単かもしれません。

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