【海外で仕事したい人】に必須の基礎知識と実現に向けたハウツー

海外での仕事とは?

海外で働くというと、高学歴で幼少期からの海外生活がある限られた人や、才能あふれるアーティストやスオポーツ選手など、ごく一部の人の正解だと思う人もいるかもしれませんが、実際には欧米諸国、東南アジアを中心に、多くの日本人が海外で働いているようです。中には、私たちが全く知らない国、地域で働いている日本人もいます。

海外で働くというのは、想像している以上に大変で勇気がいることだと思います。しかし、今や日本のグローバル化も進んでいます。こんな時代だからこそ、今後は日本人も国という枠にとらわれずに海外に仕事を求める人も増えるのではないでしょうか。

海外で働きたい人へ!仕事探しのノウハウ紹介です

「旅行先でその国が気に入ってしまった」「せっかく学んだ外国語を生かしたい」「やりたい仕事が海外にあった」など、海外に仕事を探す理由は様々です。しかし、きちんと生活するにはやはり仕事が必要です。

行動力のある人はとりあえず海外に移住してしまい、そこから仕事を探す人もいるかもしれません。しかし、万が一仕事が見つからない場合は夢半で帰国するしかないかもしれません。

やはり、まず仕事を確保する事は重要だと思います。では、海外で働きたい人に知ってほしい仕事の種類や探し方、おすすめサイトについて見ていきましょう。

代表的な世界の仕事

空港スタッフ

空港スタッフは、空港での接客をするお仕事です。その他に、搭乗管理、整備、誘導、売店、飲食店など、様々な仕事があります。海外の空港でも、様々な求人が見られます。空港の規模にもよりますが、日本人の観光客が多い場合は英語と日本語の両方が活かせますね。

世界の流通に関わる貿易

貿易に関する仕事もおすすめです。日本は多くの国からモノを輸入し、また輸出している国です。私たちの生活は、流通によって支えられています。つまり、それだけの物流を海外でささえている日本人がいるのです。

具体的には商社やバイヤーなどの仕事になりますが、一昔前だと大手の商社が数ある海外とのパイプでしたが、インターネットによって情報が豊富な現在では、中小企業やベンチャー企業でも積極的に海外に出ています。

語学関連

日本人が海外で働く方法として、最も多いのはおそらく語学関連の仕事ではないでしょうか。例えば、通訳、翻訳、ボランティアスタッフ、外資系社員、語学教師など、その種類は多岐に渡ります。

共通するのは、言葉を武器として海外で働いているということです。「語学関連」の仕事でも、外資系企業で働く日本人は、特に多いと思います。他の仕事より、それだけ採用人数が多いからかもしれませんね。

特にアジア圏の発展途上国であるタイヤベトナムなどは日本の企業が多く進出していることもあり、現地での日本語スクールや日本語を教えることの出来る講師の需要も伸びているようです。

英語は話せなくてもはたらけるのか?

特殊技能や専門知識を活かす

海外で仕事を探す際には語学力は確実に必要です。特に、英語世界中で使われているので、もし海外で働くのであれば必須です。しかし、一言で英語といってもレベルがあります。必ずしもネイティブレベルで英語が話せる必要はありません。

Sponsored Links

機械設計やプログラミングを行うエンジニア、絵画や音楽、Webサイトのデザイナーやイラストレーター、動画のプロデュースなど、その人にしかできない技能を持つ場合は、英語がそこまで話せないとしても、仕事は見つけやすいかもしれません。”モノづくり”に関する仕事は英語力よりも技術やクリエイティビティを優先します。

日本人向けサービス

卓越した英語力や特殊技能を持っていないでも、現地で日本人を相手にする仕事を探せばいいのではないでしょうか?主には観光ガイドがおすすめです。日本人旅行者からすれば、現地を知っている同じ日本人ということで安心できます。

またこれは”日本人向け”というわではなないですが、世界各地で日本文化を提供するサービスが急増しており、その代表が飲食店です。日本食は寿司、ラーメン、うどんなど私達が日々馴染みのあるものが海外で非常に受けているのです。

当然現地でも日本の食事を提供するスタッフとして日本人は歓迎されているのです。

女性の方が向いてる?

環境への対応力

海外で仕事をする場合、その土地の文化や風習に慣れていない分様々なアクシデントに合う可能性があります。そんな状況でも臨機応変に対応できる人は海外の仕事でも十分やっていけると思います。この場合、体力的な面よりは精神的な面の方が重要になってきます。

その点に置いては、男性よりも女性の方が強いようです。私は男性ですが、確かに土壇場でのメンタルの強さは女性の方が上かもしれません。

また、行動力や社交性という面でも男性より女性の方が優れているように思います。

積極的なコミュニケーション能力

仕事をする上で、どんなに高い技術や能力を有していても1人では仕事はできません。やはり周囲との信頼関係による助け合いは重要です。そして信頼関係には日々のコミニュケーションがとても重要になります。

これは、語学力の高さというわけではなく、身振り手振りでもいいので、意思や意見を伝えようとすることが大切なのです。そして、このコミニュケーションには論理的志向よりも感情的思考が重要だそうです。男女を比較した場合、女性の方が感情でものを考える傾向が強いらしく、その点でも有利なのではないでしょうか。

即断・即決できる行動力

深く考えるよりも、まずは行動!即断・即決で行動できるという方は海外での仕事が向いているかもしれません。海外の会社ではでは、個人をより重視し、責任と同時に高い裁量権を与えるようです。

海外で仕事をする場合、は「確認」や「調整」といった日本人特有の根回しはなく、スピーディーな意思決定が求められるようです。

恋愛などでは、男性は別れた相手を長く覚えていますが、女性は別れたらすぐに気持ちを気持ちを切り替えて忘れると言われています。まさに即断・即決、切り替えの速さは女性の方が速く、海外での働き方に向いているのかもしれません。

参考情報:All About「海外就職、女性のほうが向いている? 」

日本語を生かせる仕事

日本人向けネットショップ

海外で仕事をすると言っても、必ずしも現地の外国人を相手にビジネスをするとは限りません。先ほど紹介した、日本人向け観光ガイドからも言えるでしょう。ただ、誰しもがそのような接客が向いているとは限りません。

そんな場合は、海外に居ながらにして、その国独自の魅力的な商品などを日本人向けに販売する方法もあります。日本人のニーズや感覚を持ちながら、まだまだ日本で紹介されていない珍しい商品を見つけ出してネットショップなどで販売するのです。

最近では素人でもゼロから立ち上げられるようなネットショップのパッケージも多くありますし、決済代行のサービス等も充実しているのでパソコン一台で始めることができます。

欧米の小物やアジアの雑貨など、女性に人気の高い商品はありますので現地で商品を買い付け、ネットを通じて販売するのですが、工夫次第では安い給料の会社員の何倍も稼ぐ人もいます。

日本語教師

「日本語教師」の資格を持っている場合、海外で日本語を教える先生もおすすめです。近年ではアニメや漫画を中心に、日本文化を学びたい外国人が増えているそうです。その為、海外には、日本語を教える学校が数多くあります。

Sponsored Links

学校で直接教鞭を取る方法もありますが、家庭教師やオンライン授業など働き方も様々です。私達が日本で英語を教わる時にネイティブの外国人に教わりたいのと同じで、日本語を覚えたい人にとっては直接日本人から教わることが好まれているようです。

また、同時にリアルな日本文化についても教えてもらえることが魅力なのかもしれません。

就職活動時のチェックポイント

採用地によって待遇が変わる?

日本仕事を探す場合と、海外の仕事を探す場合では大きな違いがあります。それが「採用地」です。通常国内の仕事であれば仕事内容、給与、勤務地がメインの条件になると思います。しかし、海外での仕事を探す場合は採用地も確認しましょう。

その理由は、採用地が日本か現地(海外)かで待遇が変わる場合があるのです。日本で採用された場合、日本の労働基準で待遇は決まりますが、現地で採用された場合はその現地基準の待遇となるのです。

例えば、福利厚生、各種手当、給与基準も採用地によって異なります。日本の労働環境は世界的に見てもかなり良いので、日本の労働基準の方が待遇は良く場合が多いのです。

契約期間も重要

海外では国によって雇用形態の概念も異なります。日本のように就職すれば一生安泰というのは、稀な環境だと思った方が良いかもしれません。

当然終身雇用もありますが、通常は10年、5年、1年といった契約期間が決まっており、企業によっては、3ヶ月更新という短い設定もあるようです。つまり、やっとの思いで見つけた仕事も数ヶ月〜1年ほどで契約が解除されてしまう場合もあるのです。

特に外国では能力主義、成果主義で、ビジネスではドライに人を判断する傾向にあります。

国際的な資格は強い見方

日本でも取得可能な資格の中には、世界共通で通用する資格もいくつかあります。

ジャンル 資格名
金融・会計 米国公認会計士、米国税理士、MBA、CFA、国際会計検定など
IT IC3、CIW、MOS、シスコ技術者認定、IBMプロフェッショナル、オラクル認定技術者、PMPなど
語学・教育 TOEIC、TOEFL、日本語教育能力検定、通訳案内士、教員免許、保育士
飲食 調理師、栄養士、管理栄養士
旅行 旅行業務取扱管理者、旅程管理主任者
貿易 通関士、貿易実務検定
美容関連 ネイルアートデザイナー、ネイルケアセラピスト、AEA認定エステティシャン、美容師免許、理容師免許

これらの資格を保有している人は、その資格に裏付けされた能力が仕事を見つける上でも有利に働くのではないでしょうか。

また、上記の資格は持っていないけど、関係する仕事で実務経験がある方であれば、頑張って資格を取得することで仕事を見つけやすくなる可能性はあります。

参考情報:All About「海外求人見極め3つのポイント」

就労ビザを忘れずに!

就労ビザとは

就労ビザは、各国が外国人に対して発行する照明書で、入国者の目的に応じて、旅行、留学、就労など様々な種類があります。短期の海外旅行の場合にはビザを必要としない国もありますが、就労が目的となる場合は基本的にはビザが必要になると思って良いでしょう。

必要なビザを取得せずに滞在した場合は不法滞在、不法就労となり罰金や罰則を受ける可能性がありますし、強制送還といって強制的に本国に送り返されてしまう場合もあります。また不法就労などで強制送還された場合、改めてビザを取得しようとしても取得しづらい状況になる場合もありますのでくれぐれも注意して下さい。

就労ビザを取得する場合は就職が先

通常、ビザは入国前に取得しますが、就労ビザの取得には、多くの場合、受け入れ先となる企業や団体が必要です。つまり、就職先が決まる前から就労ビザを取得するのではなく、観光ビザで入国し、就職先が決まってから就労ビザの申請を行います。

また、ビザの申請には費用がかかります。これは、企業側が負担する場合と個人で負担する場合の両方がありますのであらかじめ確認しておくことをおすすめします。

取得までの期間は?

就労に限らず、ビザの発行は申請と同時に即日に発行されない場合があります。1週間〜1ヶ月、時には半年以上と、ビザの取得に時間がかかる場合もあります。また、申請すれば必ず通るわけではなく、受理されない場合もあるようなので注意が必要です。

ビザの取得条件は国によって異なりますが、経歴に問題がなければ、基本的に受理されるはずです。もし過去に犯罪歴などがあって不安な場合は、事前に企業側に申告しておくことをおすすめします。

参考情報:外務省「就労や長期滞在を目的とする場合」

参考情報:DUDA「就労ビザとは?海外現地採用に課されるもう一つの審査」

未経験でも海外の仕事を探せる転職サービス

転職エージェント

経験もなくコネも無い場合、自力で仕事を探すのは想像以上に大変です。転職エージェントは、キャリアアドバイザーという、仕事と求人をマッチングしてくれる専門スタッフがおり、仕事探しをサポートしてくれます。利用料は無料で、豊富な求人の中から利用者に合った仕事を探す事ができます。

中でも、海外の仕事を探すのであれば日系を狙うならJACリクルートメントはおすすめです。特徴として、海外に進出している日経企業とのコネクションを多く持っているためです。

また、アデコもおすすめです。アデコはスイスに本社を置く海外の転職エージェントです。現在はリクルートが買収したため日本でも有名になりましたが、元々がグローバル展開そしている人材会社のため、独自のコネクションにより海外の案件を豊富に保有しています。

参考情報:JACリクルートメント「転職にグローバル戦略を。 外資系や海外転職はJAC」

参考情報:アデコ「海外就職・外資系」

★おすすめサイト→転職エージェントの特徴と賢い付き合い方を知って転職成功!

青年海外協力隊という選択肢

青年海外協力隊とは

海外で仕事をする場合、外国企業に就職するだけでなく「青年海外協力隊」に応募するという方法もあります。青年海外協力隊とは、技術や経験を活かして発展途上国の人々を手助けする活動を行うボランティア団体です。

活動内容は、行政支援、植物の栽培指導、保健衛生補助など約200種類に及び、短期派遣で数ヶ月、一般的には2年間の派遣で活動を行います。

「発展途上国」という条件はついてしまいますので、スキルアップやキャリアアップとはなりませんが、これまでの自分の経験を活かして、人の役に立つというやりがいは魅力です。

隊員になるには?

隊員となるための条件は以下になります。

  • 日本国籍を持つ、満20〜39歳の方
  • TOEIC330点以上、又は英検3級を持つ方
  • 行動力があり、現地を変えたいという意思がある方
  • ※絶対条件は、国籍と年齢制限だけです。

注意点として、応募したから必ず隊員になれる訳ではありません。しかし、もし、「青年海外協力隊」に興味がある場合は各地で開催される説明会に参加することをおすすめします。

待遇面は?

気になるのはやはりその待遇だと思います。基本的に青年海外協力隊はボランティア活動を行っている団体なので、隊員についてもボランティア扱いになります。しかし、全く支援がないと隊員は現地で生活できませんし、帰国後の生活も苦しくなる可能性があります。その為、隊員には現地生活費、渡航費、活動費、国内手当など、様々な経費について支援があるようです。

参考情報:独立行政法人 国際協力機構「JICAボランティア」

まとめ

現在では、日系企業の海外進出や日本人観光客の増加によって、以前よりも海外で仕事を得やすい環境ができているのではないでしょうか?また日本文化が注目され、評価されている今は、日本人だからこそ活躍できる場もあると思います。

海外で働きたい方にとってはポジティグな状況だと思いますので、これをキッカケに行動を起こしてみてはいかがでしょうか?

Sponsored Links