はじめての転職で不安は付きもの。5つの原因と、考え方、対処法まとめ

転職の不安とは?

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転職は誰しもが不安になります。特に社会人となってからの初めての転職となると、その不安は更に大きいのではないでしょうか。

①転職の方法がわからなくて不安

まず第一に、「転職」という言葉は理解できていても、それを構成する一つ一つについては具体的に理解できてはいないのではないでしょうか。職務経歴書の書き方、面接の方法といった選考に関することから、求人サイトや転職エージェントなどの転職サービスの利用方法、または、適したタイミング(時期)や、給与相場などの統計情報など。

考え始めると数多くの「よくわからない」が頭に浮かんできて、そのことで不安になることもあるのではないでしょうか。

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②エージェントってどんなサービス?

転職について調べだすと、必ずといっていいほど「転職エージェント」や「人材紹介」という転職サービスが目に入ると思います。現在では、職種や経歴にもよしますが、多くの転職者が求人サイトと平行して「転職エージェント」を利用する傾向にあります。

転職エージェントはネット情報を閲覧して自分で申し込む求人サイトとは異なり、企業と転職者の間にエージェント(またはキャリアアドバイザー)が仲介役として間を取り持ってくれるサービスです。

10年程前は割りと年収が高く、ハイキャリア・ハイスペックな人材が利用する転職サービスという印象もありましたが、現在ではフリーター向けから、年収1000万以上など、様々な人を対象にサービスが提供されています。

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③年収などの条件が不安

転職は、年収などの条件を大きくアップできる可能性もあれば、逆に下がってしまうことも有りえます。初めての転職となると、「果たして自分の市場価値や給与相場はどれくらいなのか?」がわからずに、余計不安になるのではないでしょうか。

年収などの条件を下げないためには、当然自分自信の付加価値も重要になりますが、それ以外にも業界やタイミングなど、様々な要因を考慮する必要があります。転職というのは、その人個人に対する「絶対評価」ではなく、他の転職者との比較(相対評価)で決まることが多く、魅力的な条件の募集があったとして、ライバルに勝てるのかが重要なポイントでもあります。

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④面接が不安

面接はやり直しができないため、誰しもが不安に思うことだと思います。「何を聞かれるのか?」「マナーや服装はどうすればいいのか?」「こちらからの質問はどこまで聞いてもいいのか?」など、いろんなことを想像するのではないでしょうか?

実際に転職の面接では、一次面接、二次面接、最終面接と段階的に進むのですが、段階ごとに多少のコツがあったり、陥りがちなミス、準備不足により思うようにプレゼンテーション出来ないなどの失敗談は多くあります。

そして、あまり形式的になりすぎて、俗に言う「面接対策」を本などの記述通りにやることで、逆効果になってしまうばあいもあります。私は5回の転職を自ら経験すると同時に、今現在も転職の面接官の業務も担当しており、実際の現場視点でのアドバイスを以下でご紹介しているので、是非御覧ください。

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⑤内定がもらえるのか不安

面接が終わり、合格通知を待つ間は不安のピークとなります。受かったのか?落ちたのか?返事を待つ時間は普段よりも長く感じられ、これが結構精神的に辛くなることもあります。

面接を受ければ受けた分だけこの緊張や不安を味わうことになるのですが、中にはこれに耐えられずに転職を断念してしまう人や、不安から逃れるために思わず志望度の低い会社に決めてしまい、後から後悔するパターンもあります。

また、何度か不合格の通知をもらうと、やはり落ち込むことになります。

このような不安や現実とどううまく付き合うのかも、転職の重要な部分となります。事前に把握しておくことで、心を乱さず、焦らず、常に正しい判断をできるようにモチベーションを保つことが必要となります。

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不安の解消するための考え方

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考え方を変えるだけでも不安を緩和することはできますし、「怖がっていても仕方ない!」と自分で自分の背中を押すことができます、ではその考え方についてご説明します。

学生と違い、社会人のキャリアは自分で上げるもの

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まず、会社(社会人)というのは全て自己責任。もし今の現状に満足出来ていないのであれば、自分がその環境を変えなければだれも代わりにやてくれません。

学生時代は、基本的には毎年勝手に学年があがりますし、普通にしていれば卒業できます。機会やチャンスもみんな平等に与えられますし、待っていれば大人達が何かとお世話してくれます。ただ、それは学生として社会にお金(授業料)を支払っているから得られる権利です。

社会に出ると、お金を貰う代わりに責任を背負い、全てが自己責任です。「目の前の事をひたむきに頑張る」のはとても良いことなのですが、それだけでは最悪「いいように使われるだけ」というリスクもあります。

「今の会社での評価が果たして本当に正しいのか?」という部分は自分で見極めなければなりません。一昔前は、会社の歯車として素直に言うことを聞いていれば、ある程度人生が保証されていた時代もありますが、今は違います。

チャンスや機会は自ら作り出し、自分の意思でキャリアを上げていかなければなりません。会社が中長期的に成長していればよいですが、そうでない場合は自分の成長に会社の環境が追いつかなくなるということは多々おこります。そんな時には勇気をもって自ら環境を変えることも必要です。

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仕事は手段でしかない

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自分のキャリアは自分で作るということは既にご説明しました。その根底にある考え方をご説明すると、「会社は自分の人生や、自己実現のための手段でしかない」ということです。

会社が自分を幸せにしてはくれませんし、最終的に守ってもくれません。しかし、自分独りでは社会にでてもやっていけません。だから、「会社という場(手段)」を利用させてもらうのです。

世の中に会社というのは無数にありますので、その中から”今の自分”に必要は手段(会社)を選ぶのです。乗り物にたとえれば、赤ちゃんの時にはベビーカーが適していますが、成長と共に三輪車になり、自転車になり、バイクや車になります。中には飛行機や電車を必要とする時もあります。

このように、その時の自分にあった乗り物を自分で選ぶのです。もし小学生になってベビーカーに乗るのはいろんな意味で無理だとおもいますが、実際の仕事ではそれを我慢しているケースも多々あります。

一つ違う視点からも説明すると、会社からしても社員は手段でしかありません。「社員は家族です」という社長もいますが、はっきり言って嘘です、家族は言い過ぎです。その人が会社に利益をもたらさなければ切り捨てたり、取り替えたりします。

社内での個別の人間関係を大切にすることは大切ですし、中には一生ものの付き合いもあると思いますが、「会社」に対しては、お互い対等な存在として、冷静に自分にとってのメリットを見極めなければいけません。

明確な目的を持つ

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転職をする上では、何事も「明確」に「具体的」にすることで不安はなくなります。また、不安の一番の原因となるのが、明確な目的を持てず、判断の軸を作れないことが原因です。

例えば、「この転職で何を実現したいのですか?」と聞かれた時に、「いい仕事に就きたい」とか「いい会社に転職したい」という漠然とした理由だと、なかなか難しいかもしれません。

  • 収入を●円上げたい
  • 職種を変えたい
  • 業界を変えたい
  • 役職を上げたい
  • 新規事業の立ち上げに携わりたい
  • 会社のスタートアップに参加したい
  • 語学を活かして海外で働きたい

上記は目的の例ですが、「良い」という主観的なことではなく、さらに一歩深掘りして、自分にとってどうなることが「良い」なのかを、具体的にする必要があります。転職では、エージェントの面談や、企業との面接で、この具体化された目的を伝えることが、転職を成功させるためにとても重要になります。

もし転職に失敗したら、また転職すればいい

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転職を考えた時に誰もが頭によぎるリスクとして、「転職失敗」ということがあります。どんなに情報を集めて、面接で根掘り葉掘り質問し、「この企業なら大丈夫だ」と思っていても実際に転職してみたら想像と違うということはありえます。

ここで重要なのが、何をもって「失敗」とするのかです。

前章で説明したように、転職の目的として掲げていたことが実現出来ないことが判明した場合は、改めて転職活動をすればいいのです。転職の回数が増えることが自分の経歴にとっての傷になってしまうと考える人もいますが、一概に転職回数がマイナスになるわけではありません。

例えば、新規事業の立ち上げを任せてくれるということで、その会社に転職したけど、入社直後になんらかの理由で新規事業の立ち上げが無くなってしまったとしましょう。この時に当初の転職理由も消滅してしまうので、新たに転職を考えたとしてもそれは仕方のないことです。

マイナスに取られてしまう可能性があるのは、目標がきちんと定まらずに、なんとなく転職をして、なんとなく嫌になり、スグに辞めてしまうパターンです。

「自分自信でも何をしたいのかが明確になっておらず、そのくせ好き嫌いがあり、我慢強くもない。」そんな人は企業からも拒否される可能性が高いのですが、明確な目標があり、それに忠実に筋の遠た判断や行動をする人であれば、低く評価されることは少ないと思います。

不安が理由で踏み出せない時の対処法

不安でも社内の人には相談しない

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不安になると、人はは誰かに相談したくなります。自分以外の何かにすがりたくなるのです。これは転職で不安を感じた時にも同じで、特に初めての転職の場合は情報不足ということもあって人に相談したくなるのですが、注意点が一つあります。

くれぐれも、今現在の会社の人には相談しないことです。

普段仕事で接しており、一定の信頼関係が気付けている場合は最も相談し易いのが社内の人なのですが、多くの場合彼らの答えは決まっています。「不安なら転職しないほうが良い」です。

あなたが相談する相手なので、相手もあなたにはある程度の好意や信頼関係を持っていることが前提になるとおもうのですが、その場合、相手の立場からしてあなたが会社から居なくなることは好ましいことではありません。つまり、純粋にあなたの事だけを考えた回答ではなく、「自分にとっての都合」が反映された答えになる可能性が高いのです。

もし相談をするのであれば、社外の人がおすすめです。

あなたが今の会社に残ろうが、転職して別の会社に行こうが社外の人であればその選択に利害は発生しませんので、純粋にあなたのメリットや幸せだけを考えたアドバイスが得られます。

転職先が決まってから退職届けを出す

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会社に退職の意向を伝える時に、まだ次の転職先が決まって居ない場合は、会社はまだ引き止めるチャンスが残っていると判断し、いろんな理由を付けて退職を阻止しようとしてきます。

その時に、転職することのデメリットを並べ立てて、いかにも「間違った方向に進もうとしている」という事を言う場合があるのですが、これがまた不安を見事に掻き立てるのです。

ここで会社側が言う「転職することのデメリット」というのは、基本的にはあまり的を得ていない事が多いです。例えば、新卒で入社した人が3年目に退職を申し出たりすると、

  1. おまえはまだ未熟だから転職をしても上手く行かない
  2. 3年程度で会社を辞めるなどは、転職ではマイナス評価になる
  3. 転職をすると、これまで積み上げて来たものがゼロリセットされるので遠回りだ
  4. あと1年頑張れば、役職を上げることを考えていた

これらはありがちな引き止め理由です。しかし、これらはあまり根拠の無い、いわば言いがかりのようなものですし、4.のような、なんの確約も内容なメリットは、あまり信用するべきではありません。

ここで私が思う判断基準として、

「引き止めに合うくらいなら、転職しても大丈夫。引き止めに合わないのであれば、ちょっと考えた方がいい」ということです。

引き止められるということは、少なくともその会社では必要な人材として認められています。であれば、他の会社でも通用する可能性があると考える方が自然なのではないでしょうか?

逆に「辞めたいんだ。そうか分かった。頑張れよ」とあっさり認められてしまう方が問題かもしれません。その会社で必要とされていない可能性が高いからです。人は会社が変わったからと言って能力はそのままなので。。。

「現在」ではなく「将来」を見て決める

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最後に、転職は今を見てするものではなく、将来(少なくとも3年、5年先)を見てするものです。今の自分を見れば、足りない物だらけで不安になると思います。だからこそ、それを補うためのよりよい環境を求めるのが転職です。

一つの企業で中長期的に成長できればいいのですが、なかなか難しい場合もあります。今では職種や業界も多様化していますし、社会人としての経験を積んでいく中で、過去には想像もしなかったようなキャリアに興味を持つこともあります。

転職で全く不安がなくなることは無いと思うのですが、同時に可能性も必ずあり、それを生かせるのは自分の判断と行動だけであることを心にとめて、納得の行く決断ができるといいと思います。

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