フリーターに知ってほしい。面接で企業な何を試しているのか?

面接マナーとは?

フリーターで、これまで社員としての経験が無い人や、新卒では企業に就職してものの、退職後はアルバイトで生計を立ててきたという人の場合、中途採用での面接というのは経験がなく面接のマナーについても迷うかもしれません。

面接でつまらない減点をされないように、最低限のマナーを理解しておきましょう。

服装はスーツ?

431c3c97f02290d3bb46b8ea5f16c743_s

基本的にはセットアップ(上下が揃っている)のスーツがもっとも無難です。色は黒やグレー、紺色などがおすすめです。チェック柄やストライプのスーツなどは、NGではないものの相手に派手なイメージや自己主張の強い印象を与えます。

また最近ではジャケパンやノーネクタイ、ジャケットの下がワイシャツではなくTシャツやタートルネックなど、最低限のマナーを抑えつつも多少崩した着こなしが多く見られますが、業界や企業によってはこれらの服装はマイナス評価を受ける可能性がありますので、服装を指定されない限りは白のワイシャツにネクタイがおすすめです。

まれに、「平服でお越しください」や「普段の服装でお越しください」という案内をされる場合があります。これは、「普段着のままで来てください」ということなので、このような場合には服装はあまり気にする必要はありません。ジーパンやTシャツでも、特にそれでマイナス評価を受けることはありません。

面接での服装は何が正解なのか?という答えは、その会社の社員や、面接官の服装をドレスコードだと思えば良いと思います。面接官がスーツなのであればスーツ、私服なのであれば私服、と考えておけば問題ありません。

逆に言うと、面接官がビシッとスーツを着ているのにこちらが私服の場合はマナー違反と言わざる終えません。ですので、一次面接などで最初に面接に臨む場合は念のためスーツにネクタイを着用し、その時の相手の服装に合わせて二次面接以降の服装を崩すのは問題ないと思います。

髪型、髪色は?

607f34f304b7f0131178b373f8aeb6d4_s

髪型は、どんな職種の面接なのかが重要です。営業や販売など顧客と直に接する職種は清潔感が選考の評価に多少は影響します。またどんな商品を取り扱うか、どんな環境で接客をするのかも重要です。

高額な商品を扱う場合や、高級ホテルやレストランなどで接客をする場合は、見た目はかなり重要なのできちんとセットしておくことと、茶髪や金髪ではなく、黒髪にすることをおすすめします。

逆に、デザイナーやエンジニアなどの専門的な仕事で、社外に出ることが少なく、パソコンに黙々と向かう仕事の場合は、見た目よりも能力や知識が物を言うため、見た目で判断されることはあまりありません。

Sponsored Links

個人的なおすすめとしては、髪の毛はいずれ伸びてきますし、色も入社後にいくらでも変えることはできるので、面接の時ぐらいは無難な髪型にすることをおすすめします。

自己紹介

2f7496ac6fa0ea82b39e646dd5735525_s

見た目の第一印象をクリアして面接の席に着くと、まず最初の難関として自己紹介を求められます。まずはマナーとして面接の機会をくれたことに対するお礼を言います。そのあとに名前と年齢を伝え、これまでの自分の経歴を簡単に紹介します。

新卒の時と違うのは、学校名や学科を言う必要はありません。それよりも、大学卒業後にどんな仕事(アルバイト、社員問わず)をしてきたのか?もしくは留学などの経験をしたのかを簡単に紹介します。そして確認のため、今回自分が応募した職種と雇用形態を伝え、「本日は面接をよろしくお願いします。」で締めくくります。

自己紹介でどれくらい時間を使うのか、何を言うのかなどは様々な意見がありますが、私の意見としては(ちなみに私はベンチャー企業、一部上場の大手企業などで面接官を経験しています)、2〜3分でできるだけ手短に済ませることがおすすめです。

その理由として、転職の場合は必ずといって良いほど事前に職務経歴書を提出して、書類選考を経て面接に行き着くのですが、たまに自己紹介で職務経歴書に書いてある内容をそっくりそのまま復唱する人がいます。面接官としてはこういう人を目の当たりにすると、「職務経歴書みてるんだからいちいち最初から説明しなくていいよ…無駄に面接の時間減ってくんだけどな」と思ってしまいます。

また、自己紹介でよくあるのが、緊張しまくった結果たどたどしい喋り方で、暗記してきたトークを一生懸命言葉にしようと頑張る。しかし、途中でこんがらがって。。。というパターンをよく見ますが、これはあまり良い印象ではありません。ストレス体制の無さや自信の無さを露呈することにもなります。

出だしでつまずくとそのあとも失敗を引きずってしまいダメダメな面接になる場合もあるので、リラックスして余裕を持って、余計なことはせずに自己紹介をすませる方が無難だと思います。

自己PRは重要

本格的に面接がスタートすると、まず最初に「自己PRをお願いします」となります。これは自分をアピールし、自分という人間を理解してもらうための重要な部分になります。

また、よく勘違いしている人を見かけるのですが、自己PRというのは自分の良い部分や、いかに優秀かをアピールすることだと勘違いをしている人を見かけます。

フリーターの場合は過去の経歴や、自分自身にまだ誇れるものが無い場合も多く、この自己PRが「人からは明るい性格だと言われます」や「一つの事をやり遂げる意志の強さを持っています!」などの取って付けたようなコメントになってしまう場合もあるのですが、これはあまりおすすめできません。

自己PRは良い悪いではなく、ありのままの自分の個性を伝えることが重要なため、強いてどんな回答が正解かといわれれば、自分のユニークな部分が伝わるようなPRをする事です。

私が実際に面接した時に印象に残っているのは、「僕、根暗なんですよね。でも、はまるとすごくひとつの事に集中するんです。小学校の時に、カッターで鉛筆を削ってたらハマっちゃって、1日かけてひたすら鉛筆削って、最後に長い芯だけにしたことがあります。そういう地道な作業とかは得意だと思います。」

どうでしょうか?この場合その人の個性や、「地道な作業が得意」というのが本当にそうなんだろうなと相手は納得してしまう感じがわかるでしょうか?鉛筆を1日削り続けることがどうかはさておいて、このような個性が伝わるような回答こそ、面接官の印象に強く残るのです。

強み

592478d12f053e6e588a1128ad515bdc_s

「あなたの強みを教えてください」

これも、面接では高い確率で聞かれることです。この質問の意図としては、純粋に強みを聞いているというよりは、メタ認知能力(自分で自分の事を客観的に把握する能力)を試されている場合が多いのです。

主観的に自分を過大評価するのではなく、一般的な市場と照らし合わせて、客観的に自分自身の突出下部分を見つけ出し、妥当な評価をできているのかという事を確認しているのです。

Sponsored Links

ここで、自分自身を過大評価している場合、能力以上の評価を求めてくる可能性が高く、一言で言えば”面倒臭い人”な可能性が高いと判断します。

逆に自分を過小評価している人は、積極的にならなければならない(なっていい)場面で”守りに入って自分の意見を言えない人”という評価になってしまう可能性があります。

弱み

2240320ac14049438f1df1d39e71b98b_s

弱みにおいても強み同様、自分に足りない部分や、自分の課題が何なのかを客観的に把握できているのかを試されています。

自分自身の課題を把握できていない場合、的を得た努力や学習ができない可能性があります。この場合、採用後の成長に期待できなかったり、自立した成長が期待できないため、”育成にコストのかかる人材”と見られる可能性があります。

どんな質問をされる?

フリーターやキャリアの浅い人材の面接では、具体的にどのような質問をされるのかをご紹介します。

志望動機は必ず聞かれる!

368af1238335081b98c1a416297da8af_s

「なぜ弊社に応募されたのでしょうか?」

このような志望動機の確認は必ずといって良いほど聞かれることです。この質問で面接官が見極めたいポイントは、転職者がいかに自社のことを理解しているかという事と、転職者自身がどれくらい明確なビジョン(自分自身の理想とするキャリア)を持っているのか?またその二つがどれだけ整合性がとれているのかということです。

そもそも、自社の事をよく理解せずに応募してくる転職者を採用したいとは思いません。また、明確なビジョンを持たない転職者は、入社後に目標が定まらず、目標が定まらない人は日々の苦労や問題を成長の糧としてポジティブに捉えることができないため、不満を漏らしたり、組織における不の火種となる可能性が高いのです。

そのようなリスクはできるだけ排除したいというのが面接官の本音だと思います。

当社で実現したいことは?

1ef3f317dee230bb0b0a0ad0ed5860b1_s

これも、志望動機同様に、自社の理解と人材のキャリアイメージを確認するための質問です。

面接官からすると、フリーターの場合、”正社員になることがゴール”という人を採用することがもっともリスクになります。日本の雇用というのは、採用するまでは高いハードルがありますが、採用されたあとは雇用の法律に守られているため、企業はちょっとやそっとでは人材を解雇することはできません。面接官は。その状況に甘んじて成果を出さずに居座るような人材を採用することを避けたいと思うのです。

会社が求めることは、入社が決まったことで満たされてしまう人材ではなく、入社はスタートラインに過ぎず、入社後に目標に向けて頑張れる人材を採用したいのです。

それを確認する方法として、”入社後にどうしたいのですか?”という質問をして、そこに具体性や本気度を感じれるかどうかを試しているのです。

まとめ

元面接官という立場から、フリーターの面接に置けるノウハウをご紹介してきましたが、最終的にまとめると、企業がフリーターに求めるのは、スキルや成果ではありません。

それよりも、これから成長する可能性のある人材が、その成長過程でいかに自社に成果をもたらしてくれるのかを見極めようとしているのです。

つまり、面接では”どう答えれば正解なのか?”という話ではありません。能力も経験も無い人材に期待できるのは、がむしゃらに目標に向かうパワーに期待しているのです。

ですので、あまり企業の顔色を見て下手に無難な回答をするよりも、その企業に就職する目的を定めて、正直にそれを伝えることが採用への近道なのではないでしょうか。

Sponsored Links

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする