最終面接で合格率を上げるための事前準備とは?想定質問20選

最終面接とは

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最終面接というと、よっぽど下手なことをしなければ受かると思っている方が多いようですが、必ずしもそうではありません。多くの場合、最終面接には役員や社長が面接官となりますが、彼らにしか判断できない基準をもって1時面接や2時面接とは異なる視点でしっかり見極めをしています。

最終面接に必要な情報を整理する

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理念、ビジョン、行動指針

最終面接では、主に2の情報を事前に収集、整理しておく必要があります。1つ目は会社についてです。

まずはその会社の理念やビジョン、行動指針など、その会社の軸となる考え方についてきちんと情報収集する必要があります。

  • その会社が社会でどうあり続けようとしているのか
  • その会社が何を実現しようとしているのか
  • どんな行動や考え方を良しとしているのか

一次面接や二次面接では、転職者がこれまでにどんな能力を身につけ、どんな成果を出し、どんな働き方をしていたかを、具体的に深く質問されることが多いと思いますが、これらはすべて過去の話です。それに対して、理念やビジョンなどは未来について確認しあう段階と思ってもらえれば理解しやすいと思います。

会社は社会にその存在を理解してもらうために、理念やビジョンによって”今後どうしたいのか”を宣言しているのです。なので、これから働く会社の”宣言”は当然きちんと理解しておく必要がありますし、それに対して共感や同意していることが転職者には求められます。

どんなに能力やそれまでの成果が高かったとしても、目指す方向性にズレがあると、その会社でパフォーマンスを発揮するのは難しくなりますし、楽しんで働くことができなくなるため、特に企業のトップはこの点を重視するのです。

企業情報の収集方法

企業情報の収集では、まず第一にその企業のホームページを確認することです。またそれ以外の方法としては、社長や役員の個人名をネットで検索すると、メディアの取材に答えている記事などが見つかる場合があります。企業のトップがメディアで語る内容は、多くの場合理念やビジョンなどを色濃く反映した内容が多いので是非チェックしてみましょう。

また、TwitterやFacebook、個人ブログなどを積極的に行う経営者も現在では多くなっています。(有名な例では、ソフトバンクの孫正義社長がTwitterで自社製品に対する意見を自ら収集していたりもします)もしこれらを発見した場合は、過去にさかのぼってそのコメントを閲覧します。

中には本を執筆している経営者もいます。超有名な経営者は別ですが、企業経営者が本を執筆する場合は、自社のことを社外に人により認知してほしいという思いから執筆することが多くなります。これは、その企業を知る上では非常に有効です。

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事前にエージェントに相談する

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もし転職エージェントを利用して転職活動をしている場合は、エージェントのキャリアコンサルタントに相談することもおすすめです。

エージェントでは、過去に何度も候補者をその会社に送り込んでいる可能性が高く、最終選考の結果は合否に関係なく必ず企業に確認しています。その際に、「なにが良くて合格になったのか」または「なにがダメで不合格になったのか」の情報が集約されているのです。

エージェントからしても、紹介した候補者が採用にならなければ報酬を得ることができないため、協力的に支援してくれる可能性は高いと思います。

これまでの面接の内容を振り返っておく

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2つめの重要な情報は、自分自信の事です。会社が「理念やビジョンを通して未来を宣言している」という事は前述しましたが、同じようにあなた自信がこの先どうしていきたいのかを整理しておく事が重要です。

  • あなたが大切にしている価値観
  • あなたが実現したい事
  • 今後どんなキャリアを歩んでいきたいのか

最終面接ではこれらの事のを重点的に聞かれる可能性が高くなります。その回答によって、会社と転職者の双方が幸せになれるのかを見極めているのです。

ここで、自分の将来の事をきかれて「ちょっとまだよくわかりません」となってしまったり、言っている内容に矛盾があると、落ちる原因となりやすいのです。

それ自体がダメというよりは、その人が今後どうしたいのかがわからない状況では、本当に自社で働くことが望ましいのかの判断ができないのです。

企業の面接というのは、ある程度の確証がなければ不採用となる場合が多くなります。現状の法律では、一度採用した社員をそう簡単にクビにすることはできませんので、採用ミスによって望ましくない社員が混ざりこむリスクを極力下げる必要があるのです。

なので、判断に迷った場合は不採用とい結論になるのです。

最終面接での質問を想定しておく

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最終面接での質問を想定するのも面接対策としては重要です。ただ、くれぐれもどこぞの面接対策の本にある回答を丸暗記するようなことではなく、質問に対しての”自分の本音をきちんと整理しておく”ことが重要です。

ありがちなのは、「こう回答すれば受かる!」といった模範回答に頼ってしまった結果、矛盾した回答をしてしまい、それによって焦ってしまい、頭が真っ白になり総崩れになる。。。

これはきちんと自分の考えで回答していれば自然と一貫した回答になり、防げるミスです。このことをきちんと心に留めた上で、以下の想定質問に備えてください。

  1. 将来、社会において自分がどうありたいのかを教えてください
  2. これまでの人生で学んだ、最も大切だと思う教訓を教えてください
  3. 当社で実現したいことを教えてください
  4. 当社でどんなキャリアをえがいているのかを教えてください
  5. 当社の業界が今後どうあるべきか意見を聞かせてください
  6. 消費者の視点から、当社の業界が抱える課題について意見を聞かせてください
  7. その業界で、今後当社がどうあるべきか意見を聞かせてください
  8. (3で答えた内容に対して)そのために今当社に足りないものはなんだと思いますか?
  9. 当社では最低でどれくらいの期間勤めたいとおもっていますか?
  10. 働く環境としてこれだけは避けたいと思うことはありますか?
  11. 成し遂げるべき”成果”と、一緒に働く”人”はどちらを大切にしますか?
  12. 過去の社会人経験で最も失敗した(反省している)と思うことを教えてください
  13. (3で答えた内容に対して)そこから学んだ事を教えてください
  14. 過去の仕事(成果)で最も自信を持っているのはどんなことですか?
  15. 当社に魅力を感じた理由を、競合他社との比較で教えてください
  16. 将来独立したいという思いはありますか?
  17. 入社を即決できる条件を教えてください。
  18. 他にも面接を受けている同業他社はありますか?
  19. 希望の部署に配属されなかった場合でも入社したいと思いますか?
  20. 人のマネジメントをする上で最も重要だと思うことはなんですか?

社長や役員が知りたいことは?

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社長や役員は、数名規模の小さい会社であれば、現場に出ることもありますが、従業員が100名を超えたあたりから現場を離れて経営に集中していくので、具体的なスキルなどの細かい話よりは、その人の人間性や志向を見極めるようになります。

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その人が”何を大切にしているのか”また、”今後どうなりたいのか”を知りたいのです。つまり、転職者個人の理念やビジョンです。

また、なにがその人を突き動かしているのかとう部分にも着目します。それは承認欲求のような場合もあれば、シンプルに収入の場合もあります。またその人の個人的な興味を追求する場合もあります。

面接では、これらの何が正解で、何が不正解というよりも、きちんと自分の内面や考えている事を相手に伝えられることが重要になります。自己認識ができていないと、”人としてまだ浅い”とみられてしまう場合もあります。20代で若い場合はそれでも許容できる場合もあるのですが、30代ともなると、きちんと自己認識し、言語化できる能力も求められます。

逆質問で評価を上げるには?

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最終面接でも質問を求められる場合があります。その場合にはどのような質問が適切なのかを紹介します。

まず、根本的な考え方として、「どんな質問をしたら受かるのか」という方向に行きがちなのですが、これはあまり本質的ではありません。面接というのは、”転職者が企業を見極める場”でもあるので、自分自信が最終的に入社の意思決定をする際に、必要となる情報を質問することがベストです。

そこで重要なのは、”入社後の事業に対する意識”だと私は考えています。例えば、「給料はいくらになるのか?」「役職はもらえるのか?」「残業はどらくらいあるのか?」といったことは気になるポイントだと思いますが、”入社前の個人的な目先のこと”になります。もしこれらの質問をした場合、意識が高いとは見えないでしょう。

大切なのは、相手は会社のトップであり、同じ目線に立って質問ができるのかということです。例えば以下のような質問です。

  • 3年後の事業(規模)と組織(人員)の規模はどれくらいになる計画なのか?
  • 現在の事業課題と組織課題はどんなことか?
  • 社長は顧客は自社に何を求めていると思っているのか?
  • 今後自社の業界はどう変わっていくのか?
  • 現在の理念の背景
  • 事業を等して社会に何を提供したいと思っているのか
  • 業界における強みは何か?今後は強みをどう創出(または維持)していくのか?

上記はどれも経営者が日々考えていることであり、その組織で働く社員にとっても重要な事柄です。また、もし複数の会社から同じタイミングで内定をもらい、決断に迷う時には、上記の質問に対する回答を元に、より魅力を感じる方の会社を選ぶのも良い選択だと思います。

最終面接で落とされるパターン

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受かると思っていた最終面接で不合格になる場合にはどんな共通点があるのか?そのパターンをご紹介していきます。

落ちるフラグを見極める

その①全然質問されない(踏み込んだ質問をされない)

あるタイミングから質問が世間話レベルになったり、一方的に面接官が当たり障りのない話をして予定の時間よりも早く終了する場合、その”あるタイミング”までの段階で「この人は無いな」と判断されてしまっているケースがあります。その後の会話が当たり障りないのは、面接官が”オフモード”になっている可能性が高いです

その②同じ質問を何回かされた

これは、面接官の質問に対して、きちんと回答ができていない可能性が高いです。この場合、理解力の無さや、コミニュケーションのレベルが低いと判断されているケースが多いです。

その③入社日や待遇について一切触れてこない

最終面接ともなれば、その相手である面接官が採用・不採用の決定権を握っているわけなので、もし採用の意思があればその場で入社に関して確認される場合が多いです。

その④合否の連絡がこない

通常であれは、採用の意思があれば、早ければその場(最終面接の終了と同時に)で内定を伝えます。また遅くても翌日にはなんらかの形で内定が出ると思われます。これは、いざ採用ときまれば一刻も早く合意を得て、採用者が他社に流れてしまうのを防ぐためです。

合否連絡に時間がかかっている場合は、面接官が合否を悩んでいるか、他の候補者と比較されているために結論を先延ばしにしている可能性が高いと思われます。つまり、企業側から見たときに、採用者の第一候補になっていないということになります。

実際にあった落ちる理由

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私が面接官をする中で、実際にあった不合格理由をご紹介していきます。

その①前職に対して不義理

最終面接に面接官として社長と同席していたときの出来事です。面接も終盤で、感触も良くこのままいけば内定かなと思っていた矢先、「いつから来れますか?」という社長の質問に、「来月からでもこれます!」と転職者。

「…でも、今から申し出て今月中に退職となると、今の会社にかなり迷惑をかけることになりますよね?」と社長。

「それはそれで仕方ないと思います。」と転職者。

このやり取りが理由でこの転職者は不採用となりました。少しでも早く入社するこで意欲をアピールしたかったのでしょうが、社長には「それまでお世話になった会社に対して、最後に平気で迷惑をかけるような不義理な人」と写ってしまったのです。

その②労働条件を気にしすぎ

能力も経験も申し分ない転職者の方で、私が一次面接を担当しました。その後最終面接まですすみ、「これは内定がでるだろう」という予想を裏切って結果は不採用。

理由を確認したら、最終面接の最後の方の質問で、残業の有無や有給の取得状況、査定の方法など、労働条件に関してかなりしつこく質問があったようなのです。

その結果、担当役員は、「何かを成し遂げたくて自社に応募したというよりは、単純に労働条件が他より良さそうだったから応募しただけ」と判断したようです。

その③本音が見えない

このパターンも一次面接を私が担当し、割と手応えが良かった転職者。かなり専門的な能力を持っており、期待していたのですが、最終面接で人間性に踏み込んだ質問に対して、表面的な回答しかなく、”本音が見えない”という理由で不採用。

まとめ

自分自信が、転職者と面接官の両方をこなしてみて言えることは、面接は、回を重ねるごとにその人の内面に迫っていくケースが多いのだなと思います。まだ同時に論点が過去から未来への写っていきます。

  • 一次面接→過去(これまで)の成果と身につけたスキル
  • 最終面接→未来の理想と、人間性や志向

つまり、最終面接にいくに従って、自分自信の中の答えにフォーカスが当たっていくことになります。

実際に面接をしていて感じるのは、とても多くの人が最終面接で論点となる”自分がどうしたいか”、”自分がどんな人間か”という2点を理解していないということです。これはどれだけネットを検索しても、本を読んでも答えはありません。

より良い人生を実現するためにも、この点をきちんと整理して採取面接を乗り切って欲しいと思います。

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