面接の退職理由なんて答える?本音と嘘はどちらが正解?7のケースと回答例

面接の退職理由とは?

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面接で必ず聞かれると言っても良いのが「退職理由」です。退職をする以上、その会社に何らかの不満や、物足りなさなどネガティブな原因があると思うのですが、転職先の面接でそれらの本音を言うべきなのでしょうか?もしくは、あまりネガティブにとられないような別の退職理由を言うべきなのでしょうか?

そんな悩みに答えるために、”退職理由の答え方”についてアドバイスできればと思います。

退職理由の適切な答え方

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面接で最も注意が必要なのが、退職理由を聞かれた時だと思います。会社に対して何の不満もない人は転職しないことは面接官も十分理解しています。なのに何故退職理由を確認するのかというと、その理由からその人の人間性を理解しようとしているのです。

  • どんな事に不満を感じるのか
  • 不満に対してどのように対応しようとするのか
  • 不満を感じた時に、どのレベルで限界に達するのか

これらのことから、その人の本質を見極めよとします。当然この回答によってマイナスイメージを持たれたり、不採用の原因となる場合もあるのですが、前提としてネガティブな事を伝えなかればならない状況ではどのように回答するのが望ましいのでしょうか。

転職の理由として多いのは、

  • 残業や休日出勤などの長時間労働が多い
  • 給与が低い、評価に納得が行かない
  • 福利厚生や制度が充実していない
  • 人間関係が上手くいかなかった

これらの内容がよく上がります。

自分が面接官の立場であった場合これらの退職理由を聞いてどのように思うでしょうか?大前提として、面接官はあなたが不満を感じたその現場(社内のこと)は分からないのです。そして、それが事実なのか?またはどの程度の過酷なのかは確認することはできません。

そして、上記のような不満が起きる環境というのは、程度は異なるもののほぼ全ての会社にあると言ってよいでしょう。そうなると、面接官は「うちの会社でも同じようなことがあったら不満もらすんだろうな」と警戒する可能性が高いのです。

そこで”本音の原因”毎に、7つのケースに分けて、どのような回答が適切なのかをご説明したいと思います。

ケース①人間関係が原因の場合

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人間関係が理由で会社を辞めた場合はそれを退職理由にするのはおすすめできません。コレこそ正に前述した、”本当の原因は分からない”と”どこの会社でも起こり得ること”に該当するからです。会社というのは友人のコミュニティーとは異なり、相性の良い人ばかりではなく、逆に相性の悪い人とどれだけ上手くやれるかが重要になるからです。

もっと、突っ込んで言ってしまえば、「人間関係によるストレスを我慢出来ること」が求められていると言っても良いかもしれません。もし人間関係を退職理由にする場合、「我慢が出来ない人」のレッテルを貼られる可能性が高いのです。

一方的なセクハラやパワハラなどは例外として、これは伝え方の問題ではなく、そもそも人間関係を退職理由にしないほうが良いということです。人間関係の悪さに関してはあまり触れず、転職先でやりたい仕事など、ポジティブな内容を話した方が良いでしょう。

まれに、完全なる嘘や作り話を伝えようと考える方いますが、これはこれでNGです。重要なのは、”どの理由を選択するか”ということです。退職理由の中で最も大きいのが人間関係だったとしても、他にも理由はあるはずです。「成長したい」や「あらたなチャレンジをしたい」など。それらのポジティブな理由を説明することが重要です。

人間関係で退職した場合伝え方例

NGな伝え方→「人間関係が嫌で退職しました」

OKな伝え方→「チームプレイを大切にする会社で働きたい」
OKな伝え方→「社内の人間関係よりも、顧客やユーザーに集中できる環境で働きたい」

同じ退職理由であっても、このように伝え方1つでかなり印象が変わります。当選好印象を与えることができると思われます。

★おすすめ記事→仕事を辞めたい理由で「人間関係」は1位!解決法と転職タイミング教えます。

ケース②病気などの体調不良の場合

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体を使う仕事や、長時間労働がかさなると体調を崩してしまう場合があります。また肉体的なつかれであれば多少の休養で回復する場合もありますが、精神的に病んでしまった場合はどはうつになってしまう場合などもあり、同じ労働環境では回復が見込めない場合もあります。

このような理由での転職は実際にあると思うのですが、この場合どのように退職理由を説明すればよいのでしょうか?大前提として、人間関係の時と同様に嘘をつくことはNGなので、きちんと説明する必要があります。

この場合、面接官は「精神的、体力的に弱い人なのではないか?」「まだ不調を引きずっているのではないか?」「もしまた体調不良になったらスグに退職してしまうのではないか?」という不安を抱えることになります。

この時の伝え方としては、「何故体調を崩したのか」という理由や原因をきちんと把握して、それを説明すると同時に、同じことが繰り返されないために何に注意しているのか、また自分自身でどのような努力や予防を行っているのかを説明することです。

原因と解決策をきちんと説明するこで、”事前に防げること”であるという安心感を与えることが重要です。

ケース③スキルアップ(キャリアアップ)を目的とした場合

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スキルアップが目的の場合は、それ自体がポジティブな印象を与える可能性が高いです。”より高みを目指して自ら行動できる人”という印象を与えることができます。しかし、そのスキルアップの方法をあまりにも環境に依存していると思われると逆効果です。

例えば、ここでいう”スキルアップ”が「ビジネスマナーを身につけたい」や「パソコンを使えるようになりたい」などのあまりにも基礎的な内容であった場合は、「それは自己努力で身につけて下さい」となりますし、転職で上記のようなを言ってしまった場合、「前の会社で何やってたの?」というマイナスイメージを持たれてしまいます。

そもそも、このような理由で退職することは本気でおすすめしません。確実に今の会社でも学べると思います。

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また、自分で描いたキャリアプランを元に現在の会社だけでなく、よりメリットの見込める企業に転職する場合などはポジティブな印象を持ってもらえるでしょう。「自分の都合を優先するわがままな人と思われるのではないか?」と不安になる人もいるようですが、あまり心配する必要はありません。

「スキルアップ」を理由にした例文

では、実際にどのような伝え方があるのかをご紹介します。スキルアップをする上で理由として認めてもらえる可能性が高いのは、

  • より規模の大きな仕事をしたい
  • より高いレベルの仕事をしたい
  • 新しいことにチャレンジしたい

簡単に言うと以上のような内容になるかと思います。

”事業の規模”については、多くの場合規模の大きさで求められるスキルは異なっていきます。どのように事業に関わるのかにもよりますが、規模が大きくなると役割が細分化され、その役割毎に専門性を深めていく傾向があります。

例えば、事業規模が大きい場合は企画、制作、プロモーション、営業、などがそれぞれの部署に分かれて業務を行うことになりますが、小規模の事業であれば人もお金も無いので同じ人が全に関わる場合もあります。もし自分がプロモーションの能力をもっと高めたいと思っている場合はそれを理由にするのです。

”より高いレベル”というのは、例えば市場シェアで5位の会社から1位の会社に転職したい場合に当てはまる退職理由かと思います。必ずしもそうとは言い切れませんが、市場シェアが高いということは、その会社のレベルが高いゆえに競合に勝っている可能性があるからです。

また、”新しチャレンジ”は、職種や業界が変わる場合には成立する理由です。チャレンジする事自体がポジティブに受け止められる傾向が高いです。

これらに共通する点は、スキルアップをする上で「確かに転職したほうがいいよね」と面接官が納得できる理由なのです。

注意点として、今(もしくは以前)所属している会社に対して、「あの会社ではスキルを上げることはできない」といったような否定的な事は言わない方がよいです。今後の成長が望めないだけであり、ここまで育ててくれた感謝のスタンスを忘れないようにしましょう。

ケース④残業や長時間労働が原因の場合

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毎日のような長時間労働や、急な休日出勤など「生きるために働くのか、働くために生きるのか分からない…」という状態に嫌気がさして退職する場合もあると思います。また、残業代がきちんと出るばらまだマシで、サービス残業が続くと不満も募ります。

この場合、まず重要なのが、転職先の企業では残業が無い(もしくは少ない)ということが大前提になります。その上でどのように退職理由を伝えるのかというと、あまりにも「残業したくにない」という部分が強調されてしまうと、最悪の場合「やる気のない人」とマイナスなイメージがついてしまう場合があります。

この場合、以下のような伝え方がおすすめです

  • 業務の質を高めるためにも、オフの時間できちんと学びの時間を確保したい
  • 長時間労働が目的にならないよう、決められた時間できちんと集中して働きたい
  • 長時間労働を「課題」として受け止め、業務の効率化にも努力できる会社で働きたい

上記の3点に共通しているのは、ただ労働時間を短くしたいということではなく、より成果を出すためもより賢く健全にな環境を求めているということです。重要なのは”量は減らすけど質は上げる”というポジティブな考え方を持っているということです。

ケース⑤給料やポストなど待遇が原因の場合

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「責任だけが重くて給与は上がらない」「頑張っても頑張らなくても同期と給料が同じ」「上がつかえていて役職に就けない」これらに我慢できす退職をして新しい環境にチャンスを求めることはあると思います。

この場合の注意点としては、どうしても退職理由が会社に対する不満になってしまいがちです。「評価をしてくれない」「認めてくれない」などと愚痴っぽくなってしまってはいけません。面接官からすれば、「それはあなたに能力がないからなのでは?」とネガティブな印象を与える場合もあります。

重要なのは、「役職がほしい」「お金がほしい」ではなく、「何故役職が欲しいのか?」「役職を得た上で仕事において何を実現したいのか」という部分になります。

例えば、「これまで新卒の教育係を多く経験する中で学んだ初期教育の重要性とノウハウを、もっと大きな影響範囲の中で実践して、新人や若手社員の早期戦力化に貢献したい」といったような理由であれば、「この人にまかせてみたい」と思えるのではないでしょうか。

ケース⑥社風が嫌で辞めた場合

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社風というのは合わない場合は非常にストレスになることがあります。例えば、大人の落ち着いた人が、若い体育会系のノリで毎朝大声出させられたり、半強制の飲み会でイッキさせられたりした場合、私個人的には退職理由として十分だと思います。

もし、そのようなパワハラまがいのことが行われている場合は、正直に伝えるのもよいと思いますが、会社も良かれと思ってやっている以上、完全否定できない場合もあります。あくまで個人的な好き嫌いで合わないと言う場合は、それを退職の理由にしてしまうと「まがままな人なのかな?」とか「協調性の低い人」というマイナスなイメージをもたれてしまう場合があります。

この場合、もし社風以外の退職理由(スキルアップやもっとキャリアを上げたいなど)がある場合はそちらの理由を伝える方がよいかもしれません。

もしくは、社風が理由で退職している以上、次に選んだ会社の社風は細かくチェックして共感しているから応募するのだと思います。であれば、「前職の社風が嫌だったから」ではなく「御社の社風に強く魅力を感じたから」という表現に変えた方がポジティブな評価につながると思います。

ケース⑦結婚が理由の場合

結婚を理由に退職した場合、それ自体にはなんの問題もないのですが、重要なのは何故復職したいのかという部分です。家庭がある場合、仕事と両立できるのかという事が重要になると思うのですが、面接官からした場合その点で多少の不安を覚えることはあると思います。

もし、転職先にダイバーシティの観点があり、多様な働き方を応援する環境がある場合はつじつまが合うので問題ないと思うのですが、家庭を優先すること目的に退社した人が通常勤務の仕事に応募する場合は「本当に大丈夫?」とおもわれる可能性があります。

この場合は、「退職当時と考え方が変わり、家族の同意も得てもう一度社会に復帰したくなった」もしくは、結婚自体を退職理由の全てにせず、もともと転職を考えておりタイミングを図っていた時にちょうどよいキッカケが結婚だった」程度にとどめておくことで、面接官も安心すると思います。

退職理由の嘘は何故NGなのか?

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まず、退職理由とはそもそもネガティブなものであることを面接官は分かっています。つまり、あまりにも綺麗すぎると「なんか怪しいな」というアラートがなるのです。そして、面接官というのは1年中、1日に何人もの候補者を面接し、そのへんの感覚が磨澄されていますので、普通の人であれば気付かないような違和感も見逃しません。

一度疑いを持つと、匠な質問で矛盾を突いてきます。つまり、嘘がバレるのです。「嘘がある=誠実さに欠ける人&言えないなにかを抱えている人」ということでマイナスイメージは大きくなります。

また、退職理由に嘘がある場合、その嘘のせいでまた同じような会社に入社してしまい、「辞めたい状況」になる危険性があるのです。「こういう会社にはいたくない」もしくは「もっとこういう会社がいい」という目的を持って退職したはずなので、本来の目的を見失うような嘘はよくありません。

自分に嘘をつかなければいけないような会社からは合格をもらう必要はないのです。

まとめ

退職理由の伝え方についてご紹介してきましたが、私なりにたどり着いた極意をお伝えすると、退職理由でマイナス評価をされないためには、そのまま正直に伝えても評価が下がらないような辞め方をすればいいのです。

もし、「辞めたいな」と思った時には、自分自身にこう問いかけてみて下さい。

「もしこの理由で辞めたことを正直に面接で言ったらどう思われるだろう?」

もし、それを胸を張って面接官に言えるのであれば、すぐに退職して次の会社を探すべきです。しかし、「これはちょっと言えないな」と思うのであれば、踏みとどまってもうひと頑張りしてみるべきだと思います。

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