もう辞めたい…営業に向いてない人の理由・特徴・その対策とは?

営業職が向いてない人とは?

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「成果が出ない」「人と話すのが辛い」「押し売りが嫌でどうしても最後の一押しができない」営業職に不向きな人が抱えがちな悩みです。

営業の仕事には向き不向きがあり、向いている人よりは向いていない人の方が成果を出すのに苦労するでしょう。また、営業は数字(売上や顧客数)が全ての職種ですから、成果が出ないことで多くのストレスや悩みを抱えることになると思います。

私自身が過去に5年程営業をしていました。約3年は一営業マンとして、また残りの2年は営業マネージャーとして部下の育成をしていたのですが、そんな体験も踏まえて、今回は「営業に向いていない人」について説明すると同時に、その対処法などもご紹介していきたいと思います。

まさに今悩んでいて、なんとかスランプを抜け出したいと思っている方には、その対策を。また「営業を辞めたい」と思っている方には、”その後のキャリアとしてどんな職種がおすすめなのか”をご紹介していきます。

営業に向かない人の特徴

早速ですが、どんな人が営業職に向いていないのかを具体的にご紹介していきます。ちなみに、「営業に向かない」事と「営業で成果が出ない」ことは必ずしも同義ではありません。今回はあくまで「向かない人の特徴」であり、「成果が出ない理由」ではない点をご注意下さい。

人見知りで他人と話すことが苦手

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人見知りな性格で、プライベートでも初めて合う人とはあまり話さないという人は、営業には不向きかもしれません。営業職はどれだけ多くの人と会うか、どれだけ深く話せるかは非常に重要です。

また、ただ多くの人と会って話すだけではなく、相手の懐に飛び込んで信頼関係を築き、重要な情報を聞き出したり、人を紹介してもらうなどして人脈を広げていくことが必要となります。

この「相手の懐に飛び込んで情報を聞き出す」というのは、苦手な人にとってはストレスがかかりますしかなり難しことになります。人見知りの人は、自分自身が踏み込まれることに抵抗があるのですが、自分がされて嫌なことを他人(それも会ったばかり)の人にすることになり、これが苦痛でなかなかできないことなのです。

逆に、人と話すことが好きな人は、その人自身がオープンな場合が多いため、遠慮なく踏み込んでいけるのです。

これは訓練によって克服することもできます。もし、「自分もオープンに人接して、踏み込んでいけるようになりたい」という意思があれば時間とともに解決される可能性もありますが、もしそうではない場合は難しいかもしれません。

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感情が顔に出る

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営業は顧客と直接接する仕事なので、喜ばれることばかりではなく文句やクレームを受ける事も多々あります。時には理不尽な理由で怒られたりもするのですが、そんな場合でも感情的に言い返したり、不満を顔に出してはいけません。

私の経験上は、正義感の強い正直者ほどその感情が表面に出やすいと思います。自分が間違っていない場合や、明らかに顧客に非がある場合などは、それを指摘してしまうのです。また、こちらが悪くない場合でも事を収めるために謝罪をしなければいけない場合などに、それが出来ずに関係を悪化させてしまうのです。

営業では、感情(本音)と表情を切り分けられる器用さが必要になるのです。

ストレスを感じやすい人

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営業はなにかとストレスが多い仕事です。私は、営業、販売、企画、マーケティングと、様々な職種を経験してきましたが、営業のストレスが最もきつかったです。お陰で精神的にはタフになりましたが、もう一度やりたいかと言われると答えはNOです。

実際にどのようなストレスがあるのかと言うと、

  • 常に数字に追われている
  • 同僚との成果の差が分かりやすい
  • 顧客からの高い要望やプレッシャー
  • 数字が出ない時に上司からの圧力

これらのどれかが、時には重なって毎日襲ってきますので、いちいち真に受けていると心が持ちません。実際私の営業時代にはこれらに耐えられずにうつになって休職や退職をする同僚を何人か見てきました。

ストレスに負けてしまう人の傾向として、根が真面目で物事を深く考えてしまう傾向があります。これは性格からくるもので、変えるのは難しですし、それ自体が決して悪いことではありません。克服するには、まず第一に私のように”慣れる”というのが重要ですし、仕事以外に息抜きをできる環境(仕事の事を忘れられる)を自らつくることをおすすめします。

また、あまりにもストレスが辛い場合には、他の職種に変更するか転職をすることもおすすめです。過度なストレスが長い期間かかる場合、心も体も壊して仕事どころではなくなってしまう場合もあります。そうなる前には自ら環境を変える選択をするべきだと思います。

自己中心的な人

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営業というのは、”誰かと何かをつなぐ橋渡し役”という側面があります。自社の商品やサービスがあり、それを求める顧客に適切に案内することで、商品と顧客を繋ぐのです。

成果のプレッシャー等がある中では、”顧客の役に立つ提案をする”ということを忘れてしまい、売上を上げることだけを考えてしまいます。その結果、顧客の意向を無視した商品を売りつけようとしたり、過度に期待させるようなセールストークを使ってしまい、信用を失ったりクレームを受けるようになるのです。

営業に向いている人の特徴とは?

,では逆に、営業に向いている人とはどのような特徴があるのでしょうか?この特徴を持っているのに向いていないと思ってしまう人は、まだまだ努力の余地があるのかもしれません。また、この特徴に一つも当てはまらいという場合は、やはり営業に向いていない可能性がありますので、

目標が明確な方が頑張れる人

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営業というのは、月間、四半期、半期、年間という期間において、売上、粗利、新規顧客開拓数などの目標がきちんと決められています。他の職種でも納期などの目標はありますが、やはり営業はどの職種と比較しても目標の明確性は高いと思います。

また、数字というのは比較することが簡単なため、同僚(ライバル)との成果の差もひと目でわかります。営業に向いている人というのは、成果が明確で他者との比較がし易い状況の中で頑張れる人には向いているのだと思います。

自分に自信がある

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なにか商品を買う時、その売り手である営業がその商品に対して自身が無さそうにしていたらどうでしょうか?商品自体に魅力があっても、なんか不安になってしまいますよね。

逆に、その商品を説明する営業が自信満々で提案してくる商品というのは、それだけで「これはいい商品なんだ」とよりよく見える場合もあります。営業でよく言われるのが、「どうせ買うなら自信を持って提案してくる営業から買いたい」という顧客の意見です。

人のタイプには、自分が良いと思っても「それは自分がそう思うだけだから人がどう思うかは分からない」というタイプと、自分が良いと思ったものはどんどん人にも紹介するタイプの2種類がいると思いますが、後者のようなタイプの人の場合は営業に向いていると言えます。

これは、根本的に自分に自信を持っているタイプです。

営業を辞めたいと思うのはどんな時

実際に営業を辞めたいと思うのはどんな時なのでしょうか?具体的な事例をご紹介します。

新卒初年度で営業に配属

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一度の新卒採用に、数十人~数百にという大規模な採用をする企業は、その多くが営業に配属される可能性が高くなります。

そして、入社前に思い描いていた社会人としての自分のイメージに対して、【ストレスを感じやすい人】で紹介したような辛い現実を毎日目の当たりにし、営業を辞めたいと思う新人は多いようです。

また、入手前から営業を希望していた場合はまだマシで、企画や事務系の職種を希望していた新人の場合は、自分の希望が叶わないことに加えて辛い現実のダブルパンチなので、余計に抵抗があるようです。

私は実際にリクルートで営業マネージャーをしていた際に新卒営業を何人もマネジメントしたのですが、このようなケースの場合はかなり厄介だった記憶があります。営業部署なので、営業に関しての悩みであれば助けて上げることもできるのですが、「そもそもこんなことやりたくない」と言われてしまうと、もうお手上げですし、わがままな新卒に対して正直助けてあげようという気持ちはなくなります。

3年目が辞めたくなるピーク?

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営業の離職率は3年目が一番高いそうです。その理由として、

  • 同じことの繰り返しで新鮮味がなくなる
  • 成長を実感することが少なくなる
  • 長時間労働に疲れる
  • 新人時代ほどのがむしゃらさがなくなり、成果がでなくなる
  • 後輩に抜かれる

などが上げられます。私の経験からいっても、確かにそれも見に覚えのあることばかりです。私の場合は三年目に管理職になれたのでまだよかったのですが、そうでない同期は3年目で退職していった人も多かったです。

また、一昔前は営業職というのは社内でも会社の業績を支えて、部署の人員も最も多い花形の仕事だった時期もあるのですが、現在は営業の方法もwebマーケティングなどの発展により、必ずしも営業がメインでは無くなっています。また職種の数も増えて社員の選択肢が増えていることも、3年目で辞めたくなる理由なのではないでしょうか。

女性が営業職を辞めたいと思う時

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現在では多くの女性も営業として活躍をしていますが、”女性特有の営業を辞めたい理由”というのもあるようです。

その筆頭がパワハラやセクハラです。営業の部署というのは昔から体育会系の風土が強い傾向にあるのですが、その環境では、ミスや成果不信などに対して罵声を浴びせられることなども多く、そのせいで営業が嫌になるケースが多いそうです。

また、営業は社内の飲み会や顧客との会食などの機会も多く、そこでセクハラを受けたり、自分のプライベートがどんどん奪われることにもて抵抗があるようです。

営業に向いてない人の対策とは?

では営業に向かない人にどのような対策があるのでしょうか。具体的な選択肢をご紹介します。

異動願いを出す

まずは社内で別の部署や職種に異動したいとうことを願い出る事をおすすめします。ただ、異動願いというのはスグに叶うかはわかりません。タイミングが合えば数ヶ月で異動できる場合もありますが、会社の都合によっては半年、1年後まで異動できない場合もあります。

また、確実に自分が希望する部署や職種に異動できるとも限りません。提示された部署が希望しない部署の場合は、「この部署に行くぐらいなら営業のままの方がいいかな…」という状況もあり得るのです。

職種を変えるとなると、あなた自身に変更後の職種に必要なスキルがある程度備わっているのかという問題もあります。独学やスクールにかよってそのスキルを身につけるとしても、やはり数ヶ月程度の時間は必要になるのではないでしょうか。

転職する

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社内異動が思うようにいかない場合は、思い切って転職をするのもありだと思います。転職であれば、自分の希望が叶う環境が見つかるまで会社を選ぶことができますし、常に多くの求人があるので1~2ヶ月程度では新しい環境が見つかる可能性があります。

では、営業から転職をする場合にはどんな職種がよいのでしょうか?以下におすすめの職種をご紹介しておきます。

  • コンサルタント
  • 営業企画
  • 営業事務
  • アライアンス
  • マーケティング
  • 商品企画
  • 販売職

これらは、営業的なハードさ少ないですし、同時に営業時代の経験が役立つ職種のため、転職時にも面接で過去の経験をアピールできると思われます。

★おすすめ記事→【営業からの転職】営業職の経験を活かしたキャリアチェンジの方法5選

営業におすすめのストレス発散法とは

営業の一番の悩みはいろんな不安や悩みでストレスだと思います。そのストレスは適度に発散しないと蓄積されていき、いずれ限界を迎えます。営業として長く活躍する人は、このことを把握していますので、うまくストレス発散しているのです。

まずは上手にストレスと付き合う方法を見つけるのも良いのではないでしょうか。私が実際に営業時代に行っていたストレス発散法をご紹介します。

運動して汗を流す

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私はランニングやフットサルなど、汗を流す運動を好んでやっていました。この”汗を流す”という行為には、かなりストレスの発散効果があるようで、運動をする前に仕事のことで出口の無い迷路に迷い込んだように悩んでいたときなども、運動した後は「まいっか。なんとかなるさ」と気が楽になることが多かったです。

考えてもどうしようもない悩みで頭がいっぱいな時に運動することで、その渦の中から現実の自分に戻れるような気がします。

感動して泣く

これは女性におすすめの方法なのですが、涙にも汗とおなじようなストレス発散効果があるそうです。感動して泣けそうな映画やDVDを見ることで意図的に涙を流してリフレッシュというのも手軽で効果の高い方法です。

映画などの場合、ノンフィクションで実際にあった感動ストーリーなどを選ぶと、感動して泣けると同時に、自分の悩みや苦労がとても小さいことに思えてきて気持ちに余裕ができるという効果もあります。

最近ではYouTubeなどでも「泣ける動画」などと検索するとスグに動画が見つかるのでおすすめです。

本を読む

これは私も実際にやったのですが、営業で成果が出ない時などはどうすればもっと成果が出るのかと悩むのですが、そんな時などはビジネス系の書籍がおすすめです。特に営業に関しては、無数のハウツー本が出ています。

正直、本を読むだけで成果が出るわけではないのですが、オフの時間も勉強に費やすことで「自分きちんと努力や準備ができている」という自信がつきます。

この自信があるかないかは非常に重要です。また、そのような小さい努力の積み重ねは、即効性はないですが、継続してコツコツ積み上げることで、実際に他の営業との多きな力の差を産むことは間違いありません。

ストレスを発散させるためには、自分の好きなことをすることがとても重要です。カメラが趣味であれば写真を撮ったり、お料理が好きであれば思いっきり凝ったお料理を作ったり、旅行が好きであればどこかへ旅行したりすることで、心も体もリフレッシュすることができるのです。

カラオケで大声を出す

私は、営業時代は毎週金曜日は同じ営業仲間と朝までカラオケが定番でした。お酒も入り、同じ悩みを共有でき、大声で馬鹿騒ぎをしても怒られないカラオケボックスは最高のストレス発散になりました。

最近では一人カラオケ(ヒトカラ)といって、お一人様専用のカラオケボックスもあるようです。もしみんなで行くことに抵抗がある場合は、このようなカラオケの利用もおすすめです。

まとめ

私自信営業を経験して、その辛さは十分理解しているつもりです。正直もうやりたくはないです。しかし確実に言えるのは、営業時代に学んだことがその後の社会人人生でもっとも役に立っています。もっとも多くの事が学べる仕事でもありました。

営業を経験した後は、マーケティングや企画の仕事をしているのですが、営業の経験がなかったら途中で挫折していたと思います。

もし今営業が向いていない、辞めたいと思っている人は、辞めてもいいと思います。しかし、考え方を変えて営業を学びの時間として捉えた時には、営業職にまた別の意味が見つかるかもしれません。

また、もし営業として多くを学んだ方であれば、それらを活かして次のキャリアを探すことはとても良いことだと思います。

★おすすめ記事→仕事を辞めたい時の考え方とやるべきことことまとめ

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